毛穴をなくす化粧水|肌質ごとのスキンケアで引き締め毛穴レス
毛穴をなくす化粧水と言っても信じがたいですよね?
毛穴はケアをしっかりしないとはっきりと美容の敵になります。
ケアを怠ることで、毛穴が大きく開いていることや毛穴の黒ずみがあなたの日常を大いに悩ませることになってしまいます。
今回は毛穴をなくす化粧水について解説します。
あなたの肌質と毛穴タイプを知ろう
毛穴のことで悩んでいる方にとってまず重要なことは自分がどんな肌質で、どんな毛穴タイプなのか知ることです。
「敵を知り、己を知れば百戦危うからず」という言葉があるように、毛穴タイプによってケアの方法が異なるため、自分の毛穴タイプがどのような肌質なのか知ることで適切な毛穴ケアができます。
開き毛穴
毛穴が詰まっているわけではないけれど、逆に毛穴が開いてしまっているタイプです。毛穴の詰まりは起こしていないためにケアが難しい場合があります。
ファンデーションのノリが悪く、化粧するときに困ります。原因として、遺伝的に男性ホルモンの分泌量が多く、皮脂腺が大きいことが挙げられます。
後天的な原因として過去のニキビが陥没していることで開き毛穴になってしまっていることもあります。
開き毛穴の場合オイリー肌である場合がほとんどで、特に10代から20代の比較的若い世代で開き毛穴に悩んでいる人が多いです。
黒ずみ毛穴
毛穴の黒ずみは角栓や汚れが酸化してしまい、黒くなっていることが原因です。角栓は脂肪やたんぱく質が毛穴に詰まっていることにより生じ、皮膚の表面に出てきた角栓が紫外線や空気に触れると酸化し、黒くなってしまいます。
放っておくとニキビがひどくなるだけでなく、毛穴が黒く目立ってしまい恥ずかしい思いをしてしまうので、角栓ができなくするためのスキンケアが必要です。
もうひとつ原因があります。特に夏に顕著なのですが、毛穴の周りにメラニン色素が沈着することで毛穴が黒ずんでしまうことがあります。
すぐに肌が荒れてしまう敏感肌の方を中心としてメラニン色素による肌の黒ずみに悩まされています。
乾燥毛穴
乾燥毛穴とは、通常は皮膚細胞に水分が行き渡っていることによって閉じている毛穴があります。
乾燥によって肌がダメージを受けることで水分が足りなくなり、肌の新陳代謝が乱れ、古い角質が排出されず、毛穴に詰まり目立ってしまう状態を指します。
元々乾燥肌の方や紫外線の刺激にさらされる機会の多い方に目立つ症状ですが、乾燥に悩む方は全年齢層で多く、誰にでも起こりうる悩みといえます。
肌が乾燥すると、肌のキメの細かさがなくなってしまい、若々しい輝きを失ってしまいます。乾燥毛穴の場合毛穴のみならず全身のキメを失っていることが多いため、毛穴だけでなく全体的なケアの方法を見直してみましょう。
たるみ毛穴
たるみ毛穴は加齢による真皮のコラーゲン繊維が劣化することにより起こります。毛穴がだ円形に広がってしまい、だらしなくたるんでしまうのです。
老化現象であり必然的なことといえますが、エイジングケアによる年齢に合わせたお肌の手入れをすることで改善が可能です。
毛穴タイプごとのスキンケア
毛穴タイプにはさまざまなタイプがあることが分かりました。スキンケアには全ての人に適応するものはほとんどなくて、タイプに応じたケアを行うことが必要です。
開き毛穴のスキンケア
開いている毛穴を小さくすることは難しいですが、開き毛穴で悩んでいる人の多くはオイリー肌ですので、オイリー肌を解消することである程度毛穴の悩みを改善できます。
オイリー肌の原因は皮脂で肌がテカテカになっていることです。皮脂の抑制にはビタミンC誘導体が有効です。
ビタミンCには皮脂分泌の抑制効果や毛穴引締め効果があるので、ビタミンC誘導体が成分として含まれているスキンケア用品を毎日使っていきましょう。
黒ずみ毛穴のスキンケア
黒くなった角栓はちょっと洗顔をしたくらいではなかなか落ちず、悩みのタネです。古い角質と皮脂が混じったものが角栓です。
角栓は毛穴に雑菌が入らないようにする役割を持っているためカラダに必要なものですが、古くなったものが順番に自然に体外に排出されることが前提です。
古い角栓が体外に排出されるように、適度に角質ケアを行いましょう。角質ケアはターンオーバーを自然に促すために行うことなので、 毎日の洗顔やスキンケアを丁寧に行うことが大切になります。
黒い角栓に悩まされるとき、肌の内側は乾燥しており、かつ乾燥を防ぐために鼻の毛穴は水分の蒸発を防ぐために皮脂をたくさん出し、そのせいで余計にテカってしまうというひどい状態です。
インナードライ状態により、黒ずみ毛穴を悪化させてしまいます。そのため早めのスキンケアが必要です。
必要なことは丁寧な保湿です。保湿に有効なのは乳液やクリームなので、化粧水や美容液をスキンケアにたっぷりと使った後は乳液もふんだんに使いましょう。
乾燥毛穴のスキンケア
肌が乾燥していることが原因なので、スキンケアとしては何よりも水分補給が大切です。
水分補給には化粧水を有効に使い、かつ保湿をしっかりとすることで補給した水分を逃がさないようにします。
化粧水の成分をチェックする際に美容成分だけでなく肌にうるおいを持たせるヒアルロン酸やコラーゲンが配合されているような乾燥毛穴に適した製品を選びましょう。
たるみ毛穴のスキンケア
加齢を原因とするたるみ毛穴には老化を食い止めるためのエイジングケアを考える必要があります。
エイジングケアとは年齢に合わせたケアを意味します。加齢が気になる年頃になると、若い頃と同じようなスキンケアをしていると確実に失敗します。
加齢によって第一に考えなければいけないのは、肌の酸化をいかに食い止めるかです。なぜなら老化とは酸化現象でもあるからです。
抗酸化作用のあるスキンケア製品を小まめに使っていきましょう。抗酸化作用のある成分はアスタキサンチンやビタミンC誘導体、フラーレンなどがあります。スキンケア製品を購入する際は何が入っているのか確認した上で買いましょう。
収れん化粧水で収れん効果を高めて引き締め力UP
毛穴の悩みには毛穴を引き締め、毛穴を目立たなくするスキンケアが最も効果があります。
毛穴が目立つからこそ悩みにつながっているわけですから。しかしそのように都合の良い製品があるのだろうかと考えてしまいます。
収れん化粧水がその代表格です。収れん化粧水を使って肌を引き締めていきましょう。
収れん化粧水の役割
収れんとは肌を引き締める作用のことを指します。つまり肌の引き締め作用のある化粧水を収れん化粧水と呼びます。
通常私たちが使っている化粧水は肌を引き締めるのではなく、肌のキメを整える効果を持ちます。
柔軟化粧水などと呼ばれ、肌を軟化させることを目的とします。保湿や乾燥肌、敏感肌の保護に重点が置かれているのです。
柔軟化粧水と収れん化粧水ではまるで役割が異なります。なので化粧水の購入時に収れん化粧水をきちんと選んで購入することが毛穴引締め効果につながります。
収れん化粧水を使うタイミング
通常の化粧水は洗顔後の最初に使うものです。化粧水→美容液→乳液というのがベターな順番です。
しかし、収れん化粧水は肌を引き締めることを目的とするため、普通の化粧水とはまるで目的が異なります。なので順番も変わります。
収れん化粧水を使うときは、化粧水→美容液→乳液と普通にスキンケアを行った後、最後に使用しましょう。乳液で保湿効果を得た後に肌を引き締めるので、効果倍増です。
化粧水の裏技的使い方
ここで紹介するのは化粧水の使い方です。あくまでも裏技なので、試すかどうかは熟考の上で結論を出してください。
保管するときは冷蔵庫で保管しましょう。体感では冷やした方がひんやりして気持ちが良くて、かつ冷えている方が肌がより引き締まる気がします。
冷蔵庫で冷やすことによって、使い心地は良くなりますし、かゆみのような軽い炎症は肌を冷やすことで抑えられるので、冷蔵庫に入れた化粧水が肌を冷やす役目を果たします。その上冷蔵庫で冷やした方が化粧崩れが起きにくいという経験談もあります。
それに冷蔵庫で冷やしておけば化粧水への雑菌の繁殖を防げるという説があるからです。
ただその代償として、冷蔵庫での外気との温度差によって製品の品質を悪化させてしまいます。その上化粧水の肌への浸透率も下がってしまいます。
それどころか冷蔵庫の温度が低い場合、化粧水が結晶化してしまい、肌を傷つける原因にもなりかねません。
冷蔵庫で冷やす実質的なメリットは雑菌の繁殖を抑えられることくらいでしょうか。なのであまりおすすめはできませんが、何よりも使い心地が大事と考えるならやってみてください。
商品によっては、常温保存でしか品質を保てないものもありますので、その場合は注意が必要です!
化粧水で毛穴が目立たない肌になろう
毛穴の悩みにはさまざなま要因があるため、まずは自分の毛穴がどのタイプなのか知ることが大切です。
その上で適切なスキンケアを行いましょう。収れん化粧水ならばあらゆるタイプの毛穴にも効果が期待できそうなので、一度試す価値はあるのではないでしょうか。