しつこい黒ずみ角栓に!毛穴パックの正しい使い方とおすすめ10選
こんにちは。
美の本音研究所・管理人の麗子です。
鼻の黒ずみ角栓が気になると、「毛穴パックでゴソッときれいにしたい!」と思う衝動に駆られますよね。
でも、やみくもに毛穴パックを使ってしまうと、かえって逆効果となってしまうことも。
毛穴パックを利用する際は、正しい使用方法や商品ごとの特徴をきちんと理解する必要があります。
今回の記事では、知っておきたい毛穴パックの基礎知識と共に、タイプ別のおすすめ毛穴パックもご紹介していきたいと思います!
黒ずみ角栓に毛穴パックは有効?
結論から言うと、毛穴パックをすることで鼻の黒ずみ角栓の除去は可能ですが、それには「正しい使い方をする」という条件が付きます。
毛穴パックの効果を高め、安全にケアするためのポイントをまとめていきますね。
頻繁な毛穴パックは逆効果なので注意!
まず大前提として知っておきたいことは、やみくもに毛穴パックを行うのはNGということです。
その理由は、毛穴パックは効果がある分、肌への負担も大きいため。
使用頻度は週に1度程度にとどめ、スペシャルケアとして利用しましょう。
パックをした後は、必ず保湿スキンケアを行うこと!
毛穴パックの肌は乾燥しているため、パック後はいつも以上に丁寧なスキンケアで保湿を心がける必要があります。
保湿時は、混合肌・脂性肌・普通肌といった肌タイプに合わせた化粧水や、化粧水前の導入美容液、美容成分がふんだんに入ったクリーム等のライン使いがおすすめ。
特に乾燥肌や敏感肌の方は、肌の奥まで水分を届かせるように念入りにスキンケアをしてくださいね。
なお、毛穴パックを取った後に皮膚がべたついている時は、一度ぬるま湯もしくはしっかりと泡立てた洗顔料で洗い流しましょう。もちろん洗い上がりは肌悩みや肌質に応じた保湿ケアも忘れずに。
肌トラブルがある時は、毛穴パックはNG!
ニキビなどの肌トラブルがある時は、毛穴パックの刺激の影響で症状が悪化してしまう恐れがあります。
したがって、そんな時は毛穴パックの仕様はNGです。
普段よりも低刺激のニキビ肌用化粧品に切り替え、メイクブラシなどの顔に直接使うアイテムを清潔に洗い、肌へのストレスが最小限になるように工夫しましょう。
また、顔を強くこすらずに洗えるように、ポイントメイクにはポイントメイク落としを使うこともおすすめします。
メンズ用パックは効果が違う?
最近は、男性にも鼻パックが人気です。
メンズ用のパックとメンズ用と明記されていない鼻パック。汚れを吸着させる成分には大きな違いがありませんが、次の3点が異なります。
- 男性用の方がサイズが大きい(サイズが大きいため、女性用よりも高額なこともあります)
- 男性用にはメントールなどの清涼成分が入っていることが多い
- オイリー肌向けの商品が多い
女性が男性用のパックを使ってもOK!
上記で挙げたような違いはあるものの、女性が男性用のパックを使っても何ら問題がありません.。
大判パックを使いたい方やメントールの香りが好きな方は、男性用のパックを試してみてはいかがでしょうか。
今回ご紹介したような点に注意したうえで使用すれば、毛穴パックは黒ずみ角栓の除去にとても有効なアイテムと言えます。
毛穴パックの種類と特徴を理解しよう!
ここからは、具体的な毛穴パックの選び方について解説していきたいと思います。
毛穴パックは、シートパックとクレイパックの2種類に分けられるので、その違いについてご説明していきますね。
シートタイプのメリットとデメリット
シートタイプとは、毛穴が開いた部分に直接貼るタイプのシート状のパックです。
角栓などの詰まりによって毛穴が気になる部分を十分に湿らせ、シートパックを既定の時間だけ乗せて丁寧にはがすのが基本的な使い方です。
メリットは、たくさんの角栓を除去できること。毛穴に詰まっていた角栓や汚れがシートパックにくっつきますので、目で角栓や汚れの確認ができます。
デメリットは、パック後に乾燥しやすいことです。除去力が強いうえ、湿らせた肌にパックを貼って乾燥させるため肌も乾きやすく、小じわやたるみの原因を作るというリスクがあります。
また、毛穴に詰まった角栓や汚れをシートにくっつけて引っ張るため、肌に大きな負担をかけてしまうという点にも注意が必要です。
クレイタイプのメリットとデメリット
クレイタイプとは、クレイ(泥)などの微粒子が毛穴に入り込むことで、毛穴内部の汚れと角栓を取り去る毛穴ケア方法のことです。
メリットは、肌への負担を最小限に抑えつつ毛穴ケアができること。粒子が非常に細かいため、しっかりと毛穴の汚れを落としつつも肌を傷つけにくいのです。
似た方法にゴマージュがありますが、粒が粗いゴマージュが肌そのものを傷めてしまう可能性がある点を考えると、汚れ落ちと美肌キープを両立できるクレイタイプの方がおすすめできます。
デメリットは、洗い流す手間がかかる点と、手や服が汚れやすいという点です。したがって、お風呂でバスタイムのケアとして実践するのが、おすすめの利用方法です。
どちらのタイプも一長一短ですので、肌の状態と目的に応じて選ぶようにしてくださいね。
ここからは、「シートタイプ」「クレイタイプ」に分けて、当サイトおすすめの毛穴パックをご紹介していきたいと思います!
洗い流す毛穴パックおすすめ5選
では、まずは洗い流すタイプの毛穴パックをご紹介していきますね!
I’m PINCH 混ぜないスパークリングジェルパック
「I’m PINCH 混ぜないスパークリングジェルパック」は、19000ppm以上の理想的な炭酸量を含んだ炭酸パックで、本格的な炭酸パックが手軽にできるということで人気です。
炭酸泡はお肌に必要な酸素を届けたり、肌の余分な汚れを浮かせる力があったりと美容効果抜群。
ですが、その反面、顆粒とジェルを混ぜたり、使用後に容器を洗ったりと手間がかかるものが多いのが難点でした。
その点、このI’m PINCH 混ぜないスパークリングジェルパックは混ぜる必要がなく、パウチから出して直接お肌に乗せるだけで手軽に炭酸パックができるのが魅力です。
肌に負担をかけることなく、黒ずみが取れたり、毛穴が引き締まったりと、美肌に導いてくれるので安心です。
>>I’m PINCH 混ぜないスパークリングジェルパックの詳細はこちら
エリザベス ポアトルスーパークリアジェル
プチプラなのに優秀!と評判なのが、「ポアトルスーパークリアジェル」です。
毛穴が詰まったイチゴ鼻を、このポアトルスーパークリアジェルをなじませ優しくマッサージしていくと、だんだんジェルが柔らかくなってきます。
その段階まで来たら、洗い流すだけ。それだけで、ツルツルのお肌にしてくれます。
角質柔軟成分、皮脂吸着成分、潤い成分とたくさんの成分が配合されているのに、5つのフリーなのでお肌にも安心して使えます。
フェヴリナ 炭酸ジェルパック
「フェヴリナ炭酸ジェルパック」は、たった一回使うだけで肌がツルンとなる!という即効性が評判のパックです。
高濃度の炭酸に10種類の美容成分が配合されており、エステに行く代わりに自宅で使っている人も多いとか。
顆粒パウダーとジェルをカップに入れて混ぜる必要があるため、少し手間がかかるのが難点ですが、手間が気にならない方にはおすすめのパックです。
ツルリ皮脂吸出し部分用パックガスール&レッドパワー
「ツルリ皮脂吸出し部分用パックガスール&レッドパワー」は、モロッコ酸ガスール・赤泥・紅岩塩スクラブという3つの成分により、毛穴汚れを吸着するパックです。
使い方は簡単で、余分な皮脂汚れや毛穴の黒ずみが気になる場所に塗って5分ほど待ち、ポツポツと皮脂が浮き上がってきたら洗い流すだけ。
ガスールとレッドパワーでスッキリとしたお肌に導いてくれます。
北の達人 ケアナノパック
「北の達人 ケアナノパック」は、寝ている間に毛穴対策をするというコンセプトで作られた、クリーム状のパックです。
3種類の植物由来の引き締め成分と、その他35種類もの美容成分がギュッと配合されていて、寝ている間に、ずっと働きかけてくれます。
朝起きて洗い流す時に、毛穴がきゅっとするのを実感できます。
シートタイプの毛穴パックおすすめ5選
では、次にシートタイプの毛穴パックをご紹介していきますね。
ラボラボ毛穴引き締めマスク
「ラボラボ毛穴引き締めマスク」には4種類の毛穴引き締め成分が配合されており、毛穴の開き・黒ずみ・皮脂を徹底的にケアしてくれます。
シートマスクなので、パッケージから出して顔に貼るだけ。手も汚すこともなくいつでもどこでも使える手軽さがとても人気です。
うるおい浸透マスク
肌美精の「うるおい浸透マスク」は、毛穴の開きが気になるお肌の引き締めと保湿を目的としたシートマスクです。
真っ黒なシートが印象的ですが、これは美容液成分が含まれた炭成分が練りこまれているから。
肌あたりが柔らかく密着性に優れていて、お肌を健やかに保ってくれますよ。
『トニーモリー』エッグポア鼻パック
たまごのイラストがカワイイトニーモリーの「エッグポア鼻パック」は、墨で皮脂と汚れを吸い取り、椿花と卵白で毛穴を引き締めることを目的とした、鼻専用の部分パックです。
使い方は簡単で、洗顔後、濡れたままの状態でエッグポア鼻パックを貼り、10から15分置くだけ。
シートが完全に乾いたら、端からゆっくりはがしましょう。肌が弱い方は注意しながら剥がしてくださいね。
花王ビオレ毛穴すっきりパック 鼻用タイプ
プチプラコスメで一番有名といっても過言ではないのが、この「花王ビオレ毛穴すっきりパック」です。
洗顔後、鼻とその周辺をまんべんなく濡らしてからスッキリパックを貼り、パックが乾いたらゆっくりはがすだけです。
パックに角栓が付くのが楽しくてやりすぎてしまう人がいますが、それはNG。やりすぎは肌を痛めてしまう可能性もあるので、週1回程度の使用がおすすめです。
コーセーコスメポート ソフティモ角栓すっきり黒パック
「ソフティモ角栓すっきり黒パック」は、角栓の表面を軟か買うして緩め、奥からスッキリと取り除く毛穴パックです。
角栓はもちろん、皮脂や汚れも吸着するので、つるつるの小鼻になります。
シートが黒色なので取れた角栓がよく見えるところが人気です。
>>コーセーコスメポート ソフティモ角栓すっきり黒パックの詳細はこちら
正しい毛穴パックの使い方と使用手順
気になるアイテムを選んだ後は、正しい使い方と使用手順を守ることが大切です。
次の手順を実践することで、乾燥や肌荒れという毛穴パック特有のリスクを最小限に抑えられますよ。
まず洗顔をしておく
顔表面に余計な皮脂や古い角質、汚れがついていると、毛穴パックが毛穴の中の角栓や汚れに作用しません。
毛穴パックの汚れ除去効果を高めるためにも、事前に洗顔を済ませておきましょう。
その際、酵素配合の洗浄力高めの洗顔料やクレンジング料には微細な汚れも取れやすくなりますが、肌に必要な油分や水分まで取ってしまう可能性があるためパックとの併用は避けたいところ。
毛穴ケアを前提とした洗顔方法やおすすめのクレンジング・洗顔料についてはこちらの記事で詳しくまとめていますので、ぜひご覧になってください。
>>毛穴の開き・黒ずみケアに有効な洗顔方法とおすすめ洗顔料10選!
汚れを落とす効果とは別に、洗顔には顔の皮膚を柔らかくする効果もあります。皮膚が柔らかくなっていると、毛穴パックを剥がすときも肌にダメージを与えにくくなりますので、顔を丁寧に洗っておきましょう。
気になる毛穴部分を温める
小鼻周りの毛穴の黒ずみや開きが気になるのなら、小鼻周りを温めておきましょう。毛穴部分を温めると毛穴が適度に開き、毛穴パックの効果も高まります。
また、毛穴パックで強く引っ張らなくてもするっと汚れや角栓が取れますので、毛穴パックによる肌への負担を減らすこともできます。
温める方法は、スチームが出る美顔器を使ってもよいですし、ホットタオルを使っても構いません。
ホットタオルを使う場合は、固く絞ったハンドタオルをラップで包むか耐熱性のジップ付きのナイロン袋に入れ、電子レンジで1分ほど温めてください。
温まったら一度ハンドタオルを広げ、やけどをしない程度に冷ましてから顔の上に乗せましょう。
空気が入らないように貼る/肌が隠れるくらいの厚みで塗る
シートタイプの毛穴パックを貼る際に空気が入ってしまうと、濡れた肌が空気によって極度に乾燥してしまいます。
肌のダメージを抑えてシートの吸着力を高めるためにも、必ず空気が入らないようにシートを貼りましょう。
クレイタイプの場合は、皮膚が完全に見えなくなるくらいの厚みで塗ることがポイントです。
パックが乾いてきたらゆっくりはがす/洗い流す
シートタイプ・クレイタイプ共に、5~15分ほど乾燥させてから剥がしたり洗い流します。
時間に関しては、シートタイプの場合は商品によって適正な乾燥時間が異なりますし、クレイタイプの場合は塗る厚みで乾燥時間が異なります。必ず商品説明書をよく読み、時間を守るようにしましょう。
説明書がないときは、乾燥時間を10分以内に収め、肌への負担を減らすようにしてください。
いずれにしても、完全に乾ききる前にはがしたり洗い流すのがポイント。
パックが乾ききってしまうと肌に張り付いてしまうため、はがすのにも洗い流すのにも苦労しますし、肌への負担も高まります。
ここから先は、普段の保湿スキンケアを丁寧に行っていきます。順番としては、洗顔と化粧水の間に毛穴パックを行う感じですね。
肌への負担を考え、頻度と手順をしっかり守って実践していきましょう。
まとめ
毛穴パックで失敗しないために、「正しい使い方の手順を守ること」「頻度を守ること」「パック後のケアをしっかりと行うこと」を意識してくださいね。
そのうえで、ご自身の肌の状態や好みに合った、お気に入りの毛穴パックをぜひ見つけてください!