スキンケアの方法で一番悩むのが美容液ですよね?「美容液は必要?」とお悩みの方も多いですよね。

美容液無しでは肌の調子を改善し、肌悩みを解決することは出来ないのかなど、本当に美容液が必要なのでしょうか。

本記事ではスキンケアにおける「美容液」の効果・重要性など、美容液の必要性に関して小紹介しますので参考にしてみて下さい。

美容液の必要性

美容液の必要性

美容液とはすなわち、基礎化粧品の中で「理想的な肌コンディション」への近道となってくれる存在です。

美容液の必要性には以下の理由があります。

  1. 肌の保湿を行ってくれる。
  2. ダメージ発生前に肌を守ってくれる
  3. エイジング対策も行ってくれる。

保湿成分・美白成分等の有効成分が凝縮されています。

シミ・そばかす・エイジングなど特定の肌の悩みに効果を発揮するほか、ダメージ発生前に肌を守ってくれる効果も持ち合わせています。

こうした有効成分配合の美容液は「医薬部外品」に分類されます。

また、美容液は肌が美容成分をより効果的に吸収できるよう製造されているため、他のスキンケア製品よりも比較的早くその効果が高いように実感できます。

とろみのある濃厚な質感が特徴で、付けるとぐんぐん肌に吸収されていくのが感じられるでしょう。

美容液の効果と役割を他のスキンケア商品と比較

美容液は高性能なのか

一般的に、美容液は他のスキンケア製品よりも高性能とされています。

「そんなに性能・効果が違うの?」と疑問に感じる方も多いのではないでしょうか?

美容液と他のスキンケア商品の役割と効果について解説しますので、参考にして下さい。

  1. 美容液は他のスキンケア商品より効果的な成分が配合されている。
  2. 肌のターンオーバーも防いでくれる。
  3. 肌の機能性も向上させてくれる。

美容液の効果と必要性を紹介

美容液の効果と必要性

先述の通り、美容液には肌の悩みに効果的な成分が凝縮されています。

主な美容液の種類は「エイジングケア」「保湿」「美白」「薬用」の4タイプです。

  1. エイジングケア
  2. 保湿
  3. 美白
  4. 薬用

エイジングケアは肌にハリを与えてくれる

例えば「エイジングケア」用の美容液にはビタミン類やペプチドなどの成分が配合されており、肌にハリを与え、小ジワを目立たなくしてくれます。

美白成分は肌のターンオーバーを防いでくれる

また「美白」用の美容液にはビタミンC誘導体やセラミドなどが含まれ、メラニンの生成を防いだり、肌のターンオーバー(新陳代謝)を助ける働きがあります。

保湿成分は肌に保湿を与えてくれる

乾燥肌用の「保湿」に特化した美容液の場合、セラミド・ヒアルロン酸・コラーゲンなど肌に潤いを与える成分を含み、水分を長くキープしてくれる点が特徴です。

薬用美容液はニキビの炎症や肌トラブルを抑えてくれる

さらにニキビ・ニキビ跡や肌荒れを解消しその予防もしてくれる「薬用」美容液には、殺菌成分や抗炎症成分のほか、ニキビの炎症を抑え肌をなめらかにしてくれるイオウやグリチルリチン酸時カリウムなどが配合されています。

こうした有用成分が直接肌細胞へ働きかけるので、「肌に水分を与えコンディションを整える」化粧水や「肌の水分を閉じ込める」役割を持つクリーム(乳液)よりも肌の悩みに優れた効果を発揮し、肌の機能自体をも高めてくれるというわけです。

美容液の効果に年齢制限はある?

美容液の効果

美容液の詳細から使用方法までは分かったけれど、年齢的に美容液の効果を実感するにはもう遅いのでは…という方もご心配無用です。

美容液のもたらす効果に「年齢制限」は存在しません。

その理由について一緒に探っていきましょう。

使い始める年齢は決まっていない為必要と感じた際に

一般的には「お肌の曲がり角」と呼ばれる25歳頃から美容液を使い始めるケースが多いようです。

しかし美容液の効果に年齢制限はないので、肌悩みが発生するなど肌が美容液を必要としていると実感した時で大丈夫です。

肌悩みは年代ごとに変化を遂げていくものです。

例えば20代の悩みが「ニキビやニキビの跡」「毛穴の開き」「毛穴の詰まり」であるのに対し、30代の主な悩みは「シミ」や「たるみ」です。

40代からは「シワ」の悩み、そして50代からは「肌の衰え」等が気になり始めます。

先述の通り、美容液には「アンチエイジング」「美白」「保湿」など目的ごとに異なる成分を含む製品が揃っています。

それぞれの年代の悩みに合う製品を使用すれば、若年層だけでなく年齢を重ねてからでも十分美容液の効果を実感することが可能なのです。

肌の悩みがない時でも毎日使用する

美容液の効果と必要性

「お肌の悩みがないから、美容液は使わなくて大丈夫!」と思ってしまいがちですが、特に悩みがないときでも美容液の使用は毎日した方が得策です。

本来、肌には「バリア機能」や「再生力」が備わっています。

肌細胞の動きが活性化しターンオーバーが正常化してきて使うのを止めてしまうと、せっかく育ててきたターンオーバーが崩れてしまう恐れがあります。

しっかりと今後の予防のために使っていく必要があります。

長い人生を一生付き合っていくお肌のことを考えて毎日のスキンケアに取り組んでいきましょう。

美容液はどんな時に使用する?必要性を紹介

美容液を毎日使用した方が良いとお伝えしましたが、どのような場面で美容液を使用すれば良いか分からない人も多いと思います。

美容液を使用した方が良いタイミングのポイントは2つあります。

  1. 美容液は肌の調子が悪いと感じた際に使用しよう
  2. 肌の調子が悪い際は使用を控えても大丈夫

肌の調子が悪いと感じた際に美容液は必要

肌の調子が悪い時に美容液だけで対策しようと考えがちですが、肌の調子が良くない時美容液塗っても効果を感じる事は薄いです。

まずは、肌の調子が悪い際には基礎的なスキンケアをしっかり見直しましょう。

肌の調子がいい時は美容液は必要が無い

たるみやくすみなどが美容液で解消されたと感じた際には、美容液の使用をしなくても大丈夫です。

特に肌トラブルを感じていない時は、バリア機能や肌の再生力が働いている状態です。

肌に余分な栄養を与えても無駄になるので注意しましょう。

美容液を正しく使用する事で美肌になれる

美容液の使用に馴染みのない場合は、スキンケアにおける美容液の役割がいまいち分からないかもしれません。

最初に美容液とは何かおさらいした後、その必要性と正しい使用方法を解説していきましょう。

美容液の効果的な使用方法

美容液を使った経験がないと、スキンケアのどのタイミングで美容液を使えば良いのか迷ってしまうかもしれません。

美容液はクレンジング・洗顔後「化粧水」と「クリーム(乳液)」の間に使用するのが正しい使い方です。

化粧水で肌を整えたら美容液を適量手に取り、顔全体から首まで伸ばします。その際軽く顔のマッサージを行っても良いでしょう。

スキンケアには「軽い質感のもの」から「濃厚な質感のもの」の順に使用するルールがあります。

したがって、まず軽い質感の化粧水を付けた後、とろりとした美容液→さらにリッチなクリームを重ねていくという順番になります。

美容液は水溶性なので、クリームなど油分が多い製品を先に使用してしまうとその油分に弾かれてしまい、美容液の有効成分が肌に浸水しなくなってしまうのです。

※注意:効果が実感できると聞くと1度に何種類も使用したくなりますが、美容液は「1度に1種類」使うようにします。

肌の悩みが複数ある場合も、最も気になる点に効く美容液を選ぶか、朝・夜で違う効果を持つ美容液を使い分ける方法もあります。

※ただし美容液の成分によっては朝の使用を避けるべき製品もあるので、注意して選びましょう。

美容液を使用する際のポイント3つ

美容液を使用するポイント

美容液が肌の悩みに効果があるとはっきりしたところで、今度は実際に美容液を使用する際のポイント3つをご紹介しましょう。

  1. 美容液は朝や夜に使用する
  2. 肌に合わない時には使用を中止する
  3. 肌トラブルを解消したい時は美容液が必須

美容液は朝や夜に使うのが最適

美容液は朝や夜に使うのが最適

一般的に美容液は朝・夜に使うのが最適とされています。

夜の時間帯は洗顔・クレンジングを行った後、化粧品を付けたり外で日光を浴びたりというような肌に刺激を与える機会がないためです。

朝は、洗顔後に失われた水分と栄養を与えるために必要になります。

皮膚の細胞は夜眠っている時に再生されるので、その貴重な時間帯の前に美容液を使用するのが一番効果的です。

肌に合わない時は使用をやめる

もしも美容液を使い始めて1週間以内に「湿疹」「かぶれ」「赤み」などの肌トラブルが発生した場合は、すぐに製品の使用を中止しましょう。

トラブルの理由としては、美容液に含まれる成分が肌に合っていなかったり、肌がひどく乾燥している、または肌のバリア機能が著しく低下しているせいで過敏反応を起こしている可能性が考えられます。

配合成分が少なめで低刺激の製品を試すなど、自分の肌タイプ・状態に合う美容液を探しましょう。

肌トラブルを解消したいなら美容液は必須!

美容液の必要性は、自身の肌状態を把握する事が重要です。

美容液の詳細・効果の解説から始まり、美容液の使用方法、美容液には年齢制限がないことまで、段階に分けながら詳しくお伝えしてきました。

様々な肌トラブルにピンポイントで働きかけ、理想的な肌コンディションへ近づけてくれる美容液。

自分の肌に合う製品を探し出し、肌悩みが発生した時のために常備しておきましょう。