美容液を使う順番は乳液の前?あと?|正しいスキンケア方法
美容液の順番が分からないという人はいませんか?
正しいスキンケアをするためには美容液を使用する順番は大切です。より良い効果を得るためには使用する化粧品に関しての知識も必要です。
美容液を使用する際の正しい順番について解説します。
美容液を使う順番は化粧水の後
スキンケアの順番を守ってきれいな肌を作りましょう。美容液を使う順番は化粧水の後です。あらかじめクレンジングと洗顔をして肌の汚れを隅々まできれいにしておきましょう。
メイクなど油性の汚れを落とすクレンジング剤は、ミルクタイプ、オイルタイプ、クリームタイプなどさまざまな種類があります。
自分の好みと肌の状態に合わせて選んでください。クレンジングのあとに洗顔料を使って、汗などの水性の汚れを落とします。
顔を洗いきれいなタオルで水気を取ったら、すぐに化粧水を使いましょう。クレンジング・洗顔で奪われた肌の水分をすぐに化粧水で補給するためです。
化粧水をつけたあとはハンドプレスをしましょう。手のひらで肌に化粧水を押し込みます。
化粧水をつけたあとが美容液の出番です。肌に必要な栄養や保湿成分、美容成分が配合されています。
美容液をつけたあとにもハンドプレスをしましょう。手のひらで肌に美容液を押し込み、保湿や美白などの美容効果を高めます。目元などは指で優しく押さえましょう。
美容液をつけたら、必ずクリームか乳液をつけます。クリームや乳液の役割は、化粧水・美容液で肌に補った水分が逃げないよう、油分でふたをすることです。
美容液を複数使うときの順番のポイント
保湿、美白、エイジングケアと美容液の種類は大きく分けて3つあります。どの効果も魅力的で、美容液を複数使いたいという人もいますよね。
美容液の使いすぎは肌荒れの原因にもなりかねないので、何種類もの美容液を同時に使う複数使いはおすすめしません。
しかし、どうしても複数使いたい場合は以下の方法を参考にしてください。
美容液を複数使う場合は順番が大事
美容液を同時に複数使う場合は順番が大事です。スキンケア用品全般に言えることですが、オイル量の少ないものから順に使うようにしてください。
順番としては、化粧水タイプ→オイルタイプ→クリームタイプです。オイル分は水気を弾くため、先に水分の多い美容液を浸透させる必要があります。
また、同時に使わず、朝晩で使い分けるのもおすすめです。
たとえば、日中の化粧崩れを防止するために朝は保湿美容液を使い、夜はメラニンの生成を抑える美白美容液を使うといった具合です。
日によって別の種類の美容液を使うという方法もあります。複数の美容液を同時に使わないのであれば、肌トラブルの可能性も低くなります。
美容液は肌の状態によって使い分ける
美容液には大きく分けて3つのタイプがあります。
- 保湿美容液――保湿成分によって肌の潤いを保つ
- エイジングケア美容液ーー肌の弾力を回復させる成分などが配合されている
- 美白美容液ーーメラニンの生成を抑えて、シミ、そばかすを防ぐ
現在の自分の肌の状態や、なりたい肌の方向性に合わせて選んでください。
どれも興味があるけれど1つだけ選ばなければならないというときは、保湿美容液がおすすめです。乾燥を防ぎ肌に潤いを与える保湿美容液は、エイジングケアや美白の対策にも有効なためです。
乾燥からくるたるみやしわは言うまでもなく年齢を感じさせます。また、乾燥した肌はくすんで見えて透明感が感じられなくなります。
保湿は美肌の基礎となる部分なのです。
また、敏感肌用の美容液も販売されています。美容液は化粧水や乳液に比べて高濃度の美容成分が配合されています。
肌への効き目の強さが美容液の良さです。しかし、逆に言えば美容液の成分の強さが肌トラブルにつながる人もいます。
肌が過敏な方は、敏感肌用美容液など、アルコールや香料などが使われていないものを選ぶと良いでしょう。
また、美白有効成分のビタミンC誘導体などが肌への刺激になることもあるので、購入前にサンプルを貰い、パッチテストをしたほうが安全です。
美容液は肌を潤すために使われる
美容液は肌を潤わせるために使用すると共に、自分の肌にあった商品を選ぶことが大切です。年齢が上がるにつれて肌の乾燥が進むことが多いため、保湿効果がある美容液は若年層にはほとんど必要ありません。
常に若々しい肌を保ちたい方が必要なのが肌の保湿です。肌の保湿は自分に適した方法を選ぶことが理想です。
自分の肌のコンディションに合わせて肌のバランスを整えることが大切です。
正しいスキンケアを学んでおけば常に自分の肌を若々しく保つことができるようになります。
また肌の状態が安定しない方や、たまにカサつく、痒みがある、ニキビができやすい方などは、美容液を使ってのケア次第で解消することが出来ます。
美容液を使う量は最低限に
美容液を使う量は最低限にしましょう。使いすぎるとベタベタ感がありますし、また過剰な美容成分によって肌荒れの原因となることもあります。
使用量を守り、複数同時に使用する際には量を減らすなどしてコントロールしましょう。
美容液を使う場合の注意事項
美容液を使うときの注意事項として以下のことが挙げられます。
- つけすぎ注意
- こすらない
- 肌荒れしたら中断
- 使用期限を守る
美容液のつけすぎ注意
美容液で肌に栄養を過剰に与えると、美容効果が高まるどころか逆効果になります。
赤みが出たり、ニキビができるなどの肌トラブルにつながる可能性があります。
だからといって、美容液は少なすぎても本来の効果が発揮できません。美容液も使用量を守ることが大切です。
こすらない
こする、たたくなどの行為は、肌へのストレスとなります。
美容液を使う際は、手のひらや指の腹を使って肌に優しくなじませてください。
肌荒れしたら使用を中断する
いつも使っている美容液でも、体調が悪く免疫力が落ちているときなどは、肌がヒリヒリしたり赤みが出たりすることがあります。
トラブルが出たときは美容液の使用を中断しましょう。
水道水で洗い流してもずっと赤みが消えないなどのトラブルが起きたときは、皮膚科で診察してもらうことをおすすめします。
使用期限を守る
化粧品の使用期限は明確に書かれていないことが多く、また商品によっても違いますが、開封後6か月程度、1年以内が目安です。ただし、商品の種類や特徴によっては、開封後はできるだけ早く使い切らなければならないものもあるので、ご使用の際はご注意ください。
美容液に限らず、古い化粧品は肌へダメージを与える可能性があるので、たとえ未開封の商品であっても使用を控えるようにしましょう。
美容液は乳液やクリームの前に使う
美容液は乳液の前に使うようにしましょう。油分の多い乳液やクリームを先につけると、水分を弾いてしまい美容液の効果を得ることは出来ません。
肌のコンディションは毎日異なります。肌の状態を観察しながら、自分に合う美容液を使いましょう。
継続的なケアで美しい肌を手に入れてください。