ほうれい線をなくす5つの方法!原因を理解して簡単セルフケア!
こんにちは。美の本音研究所・管理人の麗子です。
鼻の脇から口元にかけてのびる2本のほうれい線。これがあるかどうかで、見た目年齢はかなり変わってきますよね。
ほうれい線をなくすには、まず最初に「なぜ、ほうれい線ができてしまうのか?」という原因を理解することが大切。
そのうえで、正しいケア方法を実践していきましょう。
ほうれい線は放置するとやがて「深いシワ」になり、なくすのが難しくなってしまいます。
気になったら、早め早めの対策を心がけましょう!
いくつ当てはまる?ほうれい線ができる13の原因
まずは、どんな生活習慣がほうれい線を出現させ、悪化させているのかを理解しましょう。
下記にほうれい線を引き起こしやすい13の原因をリスト化していますので、ご自分に当てはまるものがどれくらいあるか、チェックしてみてください。
数が多いほど、要注意です!
- 肌が乾燥している
- 日焼けをしている
- 頬杖をつくことが多い
- 喫煙している
- 片方でばかり噛むなど噛みグセがある
- 歯並びが悪い
- 顔の表情があまり変わらない
- 会話が少ない
- 舌がいつも下顎・下の歯についている
- マスクの紐あとがなかなか消えない
- 食事制限など無理なダイエットをしている
- PCやスマホを見る時間が長い
- 睡眠不足など生活習慣の乱れが気になっている
若い人でもできる!溝が浅いほうれい線
溝の浅いほうれい線は、比較的若い人の肌に起こります。
まだお肌のハリや弾力性があるにもかかわらずほうれい線がある人は、肌の乾燥・むくみ・表情筋の衰えが原因になって引き起こされている可能性があるので要注意。
「乾燥小じわ」が原因の場合
肌の乾燥によるほうれい線は、放置していると老化が進み、溝を深くする事になりかねません。
ほうれい線と乾燥の関係については、こちらの記事で詳しく解説しています。
むくみや表情筋の衰えによる「たるみ」が原因の場合
ほうれい線を引き起こす原因として非常に多いのが、この「たるみ」パターンです。
「ほうれい線=シワ」という認識をされている方は多いですが、乾燥小じわ以外のほうれい線は頬のたるみが原因で引き起こされます。
むくんだり表情筋が衰えたりすると、肌の内部老廃物や水分、脂肪などを顔の筋肉が支えられなくなり、頰がたるみます。
頬がたるんで下がってきた結果、ほうれい線が出現してしまうというわけですね。
顔の表情を動かすことが少なく、表情筋の衰えが気になる方や、噛みグセがあったり頬杖をつくなど、左右の筋肉のバランスが悪かったりすると、頬が下がりやすくなるので要注意です。
老化とともに現れる!溝が深いほうれい線
溝の深いほうれい線は、残念ながら老化現象のひとつと言えます。
肌の弾力を保っている「コラーゲンやエラスチン」は、年齢とともに減少したり劣化していくもの。そのまま放置をすると肌のたるみが常態化して、深いほうれい線につながります。
表情筋も年齢とともに衰えていきますので、支えのなくなった頰が重力にまけて下がってきたのが、深いほうれい線という現象です。
乾燥や紫外線などのダメージでも皮膚の老化は進みます
肌が乾燥してつっぱる方や、日焼け対策をしていない方は、肌のバリア機能が低下していたり、ダメージが進行しているかもしれません。
紫外線対策をして、肌のダメージ軽減につとめましょう。
浅い溝のほうれい線も深いほうれい線も、どちらも放置するとどんどん悪化してしまいます。早いうちから対処する必要がありますね。
次の項目では、年代別に意識したい原因と予防法についてまとめていきたいと思います。
予防のためにも各年代特有の原因と対策をチェックしておきましょう
20代のほうれい線は「乾燥と生活習慣」がカギ
20代でほうれい線が目立つのは、おもに「乾燥と生活習慣」が原因です。
ひんぱんに頬杖をついたり片側の口でものを噛むクセがある場合は要注意。顔が歪んでしまうため、頬がたるむ原因となっている可能性があります。
また、無理なダイエットのせいで食生活が偏っていると、体に必要な栄養がとれずに、お肌の老化が進行する原因にも。
乾燥を防ぐための保湿ケアを入念に行いつつ、生活習慣を見直すことをおすすめします。
30代のほうれい線は「肌の衰え」の始まり
30代になると、ハリのなくなったお肌が重力に負けて、たるみが目立ち始めます。
肌のハリや弾力の元となる「コラーゲンやエラスチン」の生成量が、急激に落ちて来るのもこの頃から。
これまでの基礎化粧品を見直したり、サプリメントによる体の内側からのケアも本格的に行いたい時期でもあります。
同時に始めたいのが、毎日のエクササイズやマッサージ。しっかりと表情筋に刺激を与えて、筋肉の衰えを防ぎましょう。
40代のほうれい線は「進行させない」ことが大切
女性ホルモンのバランスが崩れてきたり、若いうちに浴びた紫外線のダメージが肌に現れるなど、40代は肌の悩みが増える年代です。
本格的にたるみが進行してくる年代でもありますので、丁寧なスキンケアは必須。
肌の水分量が少なくなっているので十分すぎるほどの保湿を行い、美容液で栄養を与えてあげましょう。
ほうれい線をなくす5つの方法!自宅でできる対策まとめ
ここからは、ほうれい線をなくすためのセルフケア方法をまとめてご紹介します。
自宅で取り組めるものを厳選してご紹介しますので、ぜひ続けてみてくださいね。
1.基礎化粧品を見直す
シワやたるみを防ぐには、毎日のお手入れ時に成分をしっかりと浸透させることが大切です。
ハリと潤いのある肌に導いてくれる美容成分が、しっかり配合されているものを選んでくださいね。
I’m PINCH アイムピンチ美容液
I’m PINCH アイムピンチは話題の発酵エキスを配合し、「目の下やほうれい線のピンチ肌」を救うために開発された美容液。
国産大豆と米ぬかの納豆菌発酵エキスが、肌の水分量をアップさせ、コラーゲンの産生を助けてくれます。
化粧水とクリームの間にアイムピンチを取り入れるだけなので、手軽に始められますね。お試しコースなら、7日分が52%OFFの税別926円で試せます。
エリクシール「シュペリエル エンリッチド リンクルクリームS 」
2016年に発売された資生堂のエンリッチドリンクルクリームは、純粋レチノールを配合。ヒアルロン酸の産生やターンオーバーに働きかけるとともに、角質の水分量を増やし肌の弾力をあげる手助けをしてくれる美容クリームです。
ライン使いの最後につけて、ほうれい線解消のスペシャルケアに使ってみましょう。
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2.体操を行う
たるみの原因になる表情筋の衰えには、筋肉を動かすことが一番。気軽にできるトレーニングやエクササイズをご紹介します。
口輪筋トレーニング
口輪筋とは、口の周りにある筋肉のこと。口輪筋を強くすることで頬を引っ張る力が強くなり、顔全体のたるみ解消にもつながりますよ。
以下の簡単なやり方で実践できます。
- 上下の唇を押し合う(10秒キープ)
- 表側に唇を思い切り出す(5秒キープ)
- 内側に唇を思い切り巻き込む(5秒キープ)
表情筋エクササイズ
ほうれい線やたるみをケアする表情筋エクササイズには、顔の歪みを整え、小顔にする効果もあります。
表情筋を鍛える際に参考になるのが、「顔ヨガ」です。
ムンクの叫びを真似するエクササイズなどの様々な方法があるので、ぜひ1度試してみてくださいね。
顔ヨガは、こちらの動画が分かりやすいです。
3.セルフマッサージを行う
血流の悪さも、皮膚がたるむ原因になります。
頭から顔全体まで動かして血流を良くするマッサージや、ほうれい線解消に効果があるツボをご紹介しますね。
頭皮マッサージ
頭皮が固くなっていると、顔のたるみにも頭髪にもよくありません。
頭皮マッサージで柔らかくほぐしてあげましょう。
正しい頭皮マッサージの方法は、こちらの動画が分かりやすいです。
ほうれい線を消すツボ押し
ほうれい線解消に効果があるツボを6つ紹介します。
- 「巨りょう」(こりょう)
- 「散笑」(さんしょう)
- 「迎香」(げいこう)
- 「顴髎」(けんりょう)
- 「地倉」(ちそう)
- 「下関」(げかん)
ツボを押す際には、強く押しすぎないように気をつけて、「痛気持ちいい」くらいを目安にしましょう。
リラックスしてゆっくりおこないます。
ツボを押すときは息をはきながら、離すときは息を吸いながらゆっくり行いましょう。
左右対称にあるツボは、均等に押すように心がけましょう。
- 指は親指の第一関節より上の部分で押す
- やや強めの力で痛気持ちいいくらいの力で押す
- 1回に3~5秒くらいゆっくりと
- ツボ1か所で5~10回繰り返す
ツボの正しい押し方はこちらの記事も参考にしてください。
>>ほうれい線を消す6つの黄金のツボ!?自宅でもできる簡単ケア紹介
4.器具を使ったケアを取り入れる
ほうれい線を解消するのに役立つ器具をご紹介します。
器具を利用するとエクササイズやマッサージなどの効果も高まりますよ。
フェイシャルフィットネス PAO
口に加えた本体を揺らすことで顔の表情筋を鍛えるフィットネスアイテムが、CMでもおなじみの「フェイシャルフィットネスPAO」です。
独特の形をした器具を口に加えて振動させる口元専用のトレーニングマシンで、1日2回、1回30秒振動させるだけの運動でかなりの負荷をかけることができます。
フェイスラインを引き締め、たるみ防止や小顔効果を期待したい方におすすめです。
RF Beaute フォトPLUS
美顔器マーケットシェアNo.1のYA-MAN(ヤーマン)から発売されている「RF Beaute フォトPLUS」は、5つの機能が搭載されたオールインワン美顔器です。
EMS機能が表情筋を刺激し、赤色LEDのフォト機能が肌の弾力アップを促進。ハリとうるおいの満ちた素肌へに導いてくれますよ。
5.メイクを工夫する
ほうれい線をメイクで目立たなくするには、化粧品の使い方も重要なポイントになります。
「使い方」については、こちらも記事も参考にしてください。
>>ほうれい線をメイクで美肌を保つテクニック|ファンデ溜まりを防止!
選ぶべきアイテムは、リキッドタイプのファンデーションやコンシーラーを使うのがおすすめです。
ランコム「タンイドル ウルトラ ウェア リキッド」
アットコスメのベストコスメアワードでリキッドファンデーションNo.1にも輝いた、ランコムのリキッドファンデーション。
薄付きなのにカバー力が高いと高評価です。
ほうれい線解消メイクの秘訣は厚塗しない「ナチュラル感」を意識することなので、伸びが良くてカバー力が高いランコムのタンイドル ウルトラ ウェアは使いやすく、おすすめです。
メイベリン「フィットミー コンシーラー」
ほうれい線を隠す目的でコンシーラーを選ぶ際は、シミ隠し時とは選び方が変わります。
明るめの色で、少しずつ塗れて軽い仕上がりになるリキッドタイプのコンシーラーを選びましょう。
メイベリンのフィットミーコンシーラーは、リキッドタイプで軽い仕上がりが高評価のコンシーラーです。
ほうれい線を消したい!美容治療ってどんなことするの?
「できてしまったほうれい線を今すぐに消したい!」
そんな時は、美容治療という選択肢も検討しましょう。
一言で美容治療と言っても、ヒアルロン酸注射やフェイスリフトなど治療法は様々。内容や予算にあわせて選びましょう。
ヒアルロン酸注射
シワやたるみの気になる箇所に、注射でヒアルロン酸を注入する治療法で、効果は半年から2年程度。次第にもとに戻ってしまうため、効果を維持するには治療を続ける必要があります。
費用は1本30,000円〜50,000円程度で、ヒアルロン酸の種類や注入する量によって金額が異なります。
高周波治療
サーマクールなどの高周波治療器をもちいた治療には、コラーゲンの生成を促進させる働きがあります。
1回90,000円前後〜が相場です。
まとめ
ほうれい線があると老け込んで見えたり、疲れた印象を与えてしまいがち。
頰のたるみやほうれい線ができてしまった原因をきちんと把握して、自分にあった解消方法を続けていきましょう。
今回はたくさんの解決法をご紹介しましたが、いくつかを組み合わせてもOK!
ほうれい線の悩みを解消して、いつまでも若々しい肌をキープしましょう!