ホットフラッシュはいつまで続くの?正しい更年期障害の対策
こんにちは。
美の本音研究所・管理人の麗子です。
なんか最近、「発汗・のぼせる・ほてる」という更年期障害の代表的な症状を感じるという方はいませんか?
私も40代になってから更年期障害の典型である『ホットフラッシュ』が始まり苦しんできました。
そこで今回は、ホットフラッシュがいつまで続くのか?どうやってホットフラッシュと付き合っていけばいいのか?をお伝えいたします。
ホットフラッシュが起こる原因
突然汗がどっと出て、厚さを感じるホットフラッシュ。
なぜホットフラッシュが起きるのか、原因を見ていきましょう。
ホットフラッシュの原因
1. 更年期
すべての女性が更年期に入ります。
若いときは思春期があるように、更年期に入ることも避けられない問題になります…。
更年期になると女性の卵巣は排卵することをやめて、女性らしい身体つくりに欠かせないホルモンである『エストロゲン』と『プロゲステロン』の分泌量がぐーっと下がってきます。
エストロゲンが減少すると自律神経が大幅に乱れることが多くなりますし、プロゲステロンが減少すると身体の体温調整がしづらくなってしまい、身体の温度が急激に上昇したりと不具合が起こるわけです。
2. 太りすぎ
体脂肪は体温を保つために重要な役割を担っておりますが、太りすぎていることにより体脂肪が普通よりも多いと体内の熱が逃げづらくなってしまいます。
そうすることで体内の温度が急激に上がりやすく、冷えづらい状態に…。
「そこまで太っていないから私は大丈夫!」という人も安心はできません!痩せているように見えて下っ腹だけ出ている方や内臓脂肪が多めの人もホットフラッシュが起こりやすくなってしまうのでご注意を!
脂肪をためこんでしまうと代謝の悪化も招きますので、適切な食事と適度な運動を習慣化する必要があります。
3. 不安・緊張を感じやすい
ストレスを普段からよく感じているという人は、もしかしたら『不安・緊張』を感じやすくなっているかもしれません。
不安と緊張は自律神経を混乱させます。
自律神経が混乱することにより、体内の温度を適切に保つ機能に支障をきたすわけです。
人前で何を話せばいいかわからず、汗が止まらなくなったという経験はありませんでしょうか?
ホットフラッシュは、不安や緊張から助長しやすいと覚えておきましょう。
適切な対処法や療法
ホットフラッシュを軽減するにはどうすればいいのか?
その方法は大きく分けて3つあります。
「食・睡眠・運動」
1. 普段の食生活を変える
食生活が乱れていると自律神経も乱れやすくなってしまいます。
自律神経が乱れづらくなるように食生活を整えることでホットフラッシュが起きづらくなり、症状も軽減します。
バランスの良い食事を意識して、「糖質・たんぱく質・脂質」を「4:2:4」でカロリーを摂取するようにしてください。
「脂質の割合多すぎない!?」と思うかもしれませんが、脂質は少量でもカロリーは高かったりしますので注意が必要です!
積極的に摂りたい食べ物として、脳や神経をリラックスさせる働きがある「トマト」やビタミンCを多く含む「ほうれん草やブロッコリー」などの緑黄色野菜、トリプトファンが豊富な「ヨーグルト」がおすすめです。
発酵食品は、科学で認められた唯一のスーパーフードと言われるほど腸にいいので、毎日一品入れることができればホットフラッシュの症状も和らぐでしょう。
2. 睡眠時間を7時間以上は確保する
人は生まれつき遺伝子で必要な睡眠時間が決まっており、『クロノタイプ』で4種類に分かれています。
一部の人は、短い睡眠時間でも問題なく生活をすることができますが、多くの人が睡眠不足が短いと、イライラしやすくなってしまったり、ストレスを感じやすくなってしまったり、自律神経が乱れてしまったりしてしまいます。
そんな大切な睡眠を現代人は疎かにしている傾向があり、自らホットフラッシュを引き起こしやすい状態に持っていってます。
GoogleやYahooの検索画面で、『クロノタイプ』と調べると自分の適切な睡眠時間を調べることができます。
調べるのが面倒くさいと思う方は、最低でも7時間以上眠るようにするとホットフラッシュの症状も徐々に軽減していくでしょう。
3. 散歩をする
「運動は苦手…。」という方でも大丈夫です!
ハードな運動を行うのではなく、散歩程度で大丈夫です。
運動以外の身体活動で消費されるエネルギーを増やしてあげることが健康のため、ホットフラッシュを軽減するうえで非常に大切になってきます。
また、なるべく座っている時間を減らして、立っている時間や歩いている時間を増やしてあげるとさらにいいです。
ホットフラッシュ・更年期は、いつ終わるのか?
更年期障害は、閉経の前後10年間の間で起こることが多いです。
女性ホルモンの急激な減少がホットフラッシュを引き起こしますが、女性ホルモンが減少した状態で身体が完全に慣れるといわゆる「更年期が終わった!」と感じやすいようです。
人によって全く終わる時期は違いますが、多くは40代後半から50代後半の間に症状が治まることが多いでしょう。
また「私は更年期こないな…。」と思っていると、忙しいことがひと段落ついて落ち着いたときに一気にくる場合もありますので注意が必要です。
更年期は長く続くことが多いので、はやく「更年期を終わらせる」というよりは「症状を軽減させる」ということに注力する方がよいでしょう。
女性たちの更年期事情
SNS上では、多くの悲しい気持ちを訴えるお声がありますね。
【本日更新!】オトナ女子の謎不調、ホントに更年期?
原因の分からない不調に加え、一体なにこれ?…抑えられない!https://t.co/fajPXplbwL#まきりえこ(@toriatamaxp) #閉経 #更年期 #不調 #コミックエッセイ #よみタイ
— 集英社「よみタイ」 (@shu_yomitai) August 22, 2019
去年から薄々気付いてたけど
夏は少し動くと
滝のような汗をかく。
だから疲れるし、
やりたいと思っても
出来ない日もある#更年期#アラフィフ— ときこ (@TOKIKO_BLOG) August 22, 2019
ガチ更年期やからか、持久力が無くなってきた・・・😢
2~3年前までは普通に続けてできてた家事ができなくなってきた😱
去年と今年でもえらい違いで自分でもびっくりΣ(゚ロ゚;)
自分のペースでやるしかないな😅#更年期— みひ子 (@mihiko5) August 17, 2019
#ブログ 更新。#寝苦しい #暑い #更年期 #更年期障害 #アラフォー ワタシの独擅場 : 遂に来たか、更年期障害!https://t.co/PZYl4Inos6
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▶https://t.co/UkrtrqUATb#エイジング— @cosme公式 (アットコスメ) (@atcosmenet) June 22, 2017
おはようございます😊
今日も朝からずーーっと#ホットフラッシュ でございますw
5年前に手術して昨日お話聞いた方も今年になってやっと収まったらしい
5年間も続くなんて😱
個人差あると思うから、私はもっと早く終わらせる!今日で終わる!←宣言してその通りになるといいな😆写真で元気出そ🌸 pic.twitter.com/TAMPFHL5Wj
— 🍀さゆ🍀 (@suzusayun) March 29, 2019
今まで更年期を体験してきたエピソードを聞くと、「わかる!わかる!」と親近感を感じますよね…。
ホットフラッシュの相談先は
毎日悩ましい『ホットフラッシュ』。
どこに、誰に相談すればいいのか分からず悩まれる方も多いかと思います。
「いきなり産婦人科に行くのもな…。」という方は、まず「女性の健康とメノポーズ協会」に相談してみてもいいかもしれません。
『メノポーズ』とは、「更年期」「閉経」を意味する言葉で、女性のホットフラッシュの悩みを真摯に受け止め聞いてくれます。
1998年から約20年間も続く電話相談窓口なので、他の方の状況と自分の状況を確認して安心材料にできるでしょう。
NPO法人 女性の健康とメノポーズ協会:http://www.meno-sg.net/
電話相談:専用電話番号 03-3351―8001
(火曜・木曜の午前10時半~午後4時半、祝日等休み)
「今の自分って更年期入っているのかな?」
「今悩んでいる症状は更年期のせいでしょうか?」
といった内容が寄せられることが多いようです。一度心を楽にするためにもお電話してみてはいかがでしょうか?