40代におすすめの美容液10選!本気のエイジングケアを始めよう!
こんにちは。美の本音研究所・管理人の麗子です。
40代になると、今までとは違った肌悩みが出てきますよね。
肌のたるみや毛穴の開き、シミ、しわなど悩みは人それぞれですが、今抱えている悩みを深刻化させないように適切なエイジングケアを進めることが大切です。
今回は40代の様々な肌悩みの原因を確認し、その対策に使いたいおすすめ美容液をご紹介していきます。
いつものスキンケアに手軽に追加できる美容液をフル活用して、いつまでも若々しい肌を保ちましょう!
40代になると肌はこう変わる!
30代の頃から徐々に感じていたこんな肌の不調。
- 肌の色がくすんできた
- 毛穴が急に目立ってきた
- 何をつけても乾燥してきた
- シミやシワが目立ち始めた
残念ながら、40代になると肌の老化はさらに進行します。
今まで使っていた化粧品が肌に合わなくなってきたり、ある日鏡を見たときにふと感じる「今までと違う」自分に気がついたりしますが、その理由は肌の水分量・皮脂量が低下し、肌に蓄積されていたダメージが現れてきたからなんです。
肌のハリや弾力を保つ機能の衰えや、若い頃から浴びてきた紫外線によるダメージが肌に現れ始め、たるみやほうれい線が目立ち始めたり、シミやくすみが目立ってくるのが、40代肌の特徴。
そのまま何もしなければ、肌の老化は進むばかり。思い立ったら、すぐに対策を始めましょう。
化粧水では足りない成分を美容液で補おう!
そもそも、「なぜ美容液を使う必要があるのか分からない」という方も多いのではないでしょうか。
化粧水は「肌に水分を与えて潤わせることが目的」ですが、美容液は「肌のトラブル解消に役立つ成分」がたくさん配合されていて、より肌の悩みを改善したい場合に使いたいアイテムなのです。
- 化粧水:肌に水分を与えて浸透させる働き
- 美容液:保湿や美白、シワ、シミ対策などの対策成分
今までは化粧水と乳液のみでスキンケアをしていた方も、40代からは自分の肌にあった美容液を見つけて、足りない成分を補うケアを取り入れることが大切です!
40代の肌に必要な美容成分とは?
40代の肌に必要なエイジングケア成分を、以下の4つの目的に応じてまとめました。
- ハリ・しわ対策成分
- 保湿対策成分
- 美白対策成分
- 肌の炎症・ニキビ跡ケアなどの対策成分
それぞれの目的ごとにどんな成分を選べばよいか、具体的な成分名を挙げながら解説していきたいと思います。
美容液に使われている美容成分をチェックして、購入する際の参考にしてくださいね。
ハリ・しわ対策成分
保湿力を高めハリや弾力のアップに働きかけるほか、成分によっては美白ケアや肌荒れ対策になるものも。
主だった成分をご紹介します。
発酵エキス・酵母エキス
納豆菌や乳酸菌、日本酒酵母などを使い、コメ・大豆などを発酵させた成分です。
なかでもコメ発酵エキスは、日本酒造りの杜氏の手がとても美しかったことから研究が始まり、化粧品に取り入れたことでも有名な美容成分ですね。
肌の保湿力、ハリや弾力、シワやたるみといった悩みに、マルチに働きかける成分です。
幹細胞培養エキス
幹細胞とは「細胞を生み出す働きのある細胞」のことで、その幹細胞を培養したときに出てくる水分(エキス)が肌の生まれ変わる力に働きかけることから、エイジングケア成分として有名になりました。
リンゴやアルガンツリーなどの植物由来の幹細胞培養エキスと、ヒトの幹細胞を培養した際のエキス「ヒト幹細胞培養エキス」の2種類があります。
ヒト由来の幹細胞培養エキスは、再生医療の現場で発見され開発されたもの。安全性の高い日本製の幹細胞培養エキスを扱っているコスメを選ぶと良いですね。
プラセンタ
プラセンタは「胎盤」から抽出されるエキスのことで、生命を育む大切な機能であることからエイジングケアにも用いられています。
動物由来と植物由来、魚由来の3種類があり、肌細胞の活性化にもつながる「成長因子」があるプラセンタは「動物由来」のみですが、植物由来や魚由来のプラセンタにもそれぞれに有効な働きがあります。
Ⅲ型コラーゲン
赤ちゃんのお肌に豊富にあることから別名「ベビーコラーゲン」と呼ばれる「Ⅲ型コラーゲン」。
人の体に一番多いⅠ型コラーゲンよりも柔らかく、再生能力が高いのですが、入手が難しく高価なコラーゲンです。
主に美容クリニックでエイジング治療に用いられています。
卵殻膜エキス
Ⅲ型コラーゲンの働きに似た成分として注目を集めているのが、卵殻膜エキスです。
卵の殻の薄皮部分から抽出されるエキスで人の成分にも近いと言われており、アミノ酸やコラーゲン、ヒアルロン酸を自然に含んでいます。
肌のハリ・ツヤ・弾力に働きかけるとともに、保湿力もあり、シワやたるみの改善にも役立つ成分です。
レチノール
レチノールは、シワへの改善効果があると厚生労働省から承認されたことで「シワ対策成分」として有名ですね。
実は、肌の保湿やハリ・弾力アップにも働きかけるので、アンチエイジングに役立つ美容成分です。
刺激を感じる人もいるため、肌が敏感な方は使用する前に必ずバッチテストをしてください。
保湿対策成分
肌の乾燥が気になるときに注目しておきたい保湿成分には、人の肌にもともと存在する成分、似た働きをする成分など、様々な種類があります。
保湿力を高めると、「肌のハリやツヤ、弾力アップ」などにもつながるため、一番基礎になる美容成分と言えるでしょう。
コラーゲン
人の肌にもともと存在する成分で、特に肌の弾力や柔軟性、保水力を支えてくれる成分です。
真皮層にあるこの成分は、紫外線ダメージや老化による産生力の衰えで固くなったり減少したりするため、積極的に補っていきましょう。
コラーゲンは原料によって種類があり、主な原料は「豚・鶏・魚」です。
ヒアルロン酸
ヒアルロン酸も人の肌に存在し、その「保水力」で肌の潤いやハリ感をもたらしてくれる大切な成分です。
紫外線によるダメージや老化による衰えから質や量が悪化し、保水力が減少することで肌が乾燥したり、シワが目立ったりゴワついたりしてしまいます。
セラミド・ヒト型セラミド
セラミドは人の肌に存在している油分の一種で、水分の蒸発を防ぐバリアの役割があります。
セラミドにも種類があり、植物由来のセラミドや科学的に作られたセラミドなど、様々。中でもヒト型セラミドと呼ばれるグループは浸透力が高く、保湿効果も優れています。
「セラミド1、セラミド2、セラミド6Ⅱ」など数字や「セラミドAP、セラミドNP」などアルファベット表記の場合があります。
表記の違いによって、得意とする働きが異なります。
プロテオグリカン
ヒアルロン酸の保水力を超えると言われるプロテオグリカンは、以前は高価な成分でしたが、日本の研究によって鮭の軟骨から抽出する技術が確立され、かなりリーズナブルになりました。
日本製の技術を用いたプロテオグリカンには、ブランド表記がついていることも。
高い保水力で肌の潤いを保ち、ハリや弾力、シワ対策などに用いられています。
美白対策成分
シミやそばかす、くすみの原因となるのはメラニン色素です。
様々な美白対策成分には、そのメラニンへの対処方法がそれぞれ違います。
- メラニン色素を作らせない
- メラニン色素の合成を防ぐ
- メラニン色素が黒くなるのを防ぐ
- メラニン色素を成長させない
美白対策コスメには、今回紹介する成分以外にも美白効果の高い天然由来成分などを複数掛け合わせ、配合していることが多いです。
ビタミンC誘導体
純粋なビタミンCは不安定で酸化しやすいため、化粧品に使えるくらい扱いやすくしたのが「ビタミンC誘導体」「安定型ビタミンC」などと表記される成分です。
メラニンの生成を抑え色素沈着を防ぎ、抗酸化作用で肌を守る働きがあります。
ハイドロキノン
ハイドロキノンには、茶褐色になったメラニンを薄くする力(還元力)があると言われ、出来てしまったシミにも効果的な成分です。
酸化しやすく扱いが難しい成分のため濃度の高い処方は医療機関でのみ行われている状況ですが、「安定型ハイドロキノン」を使用した化粧品を販売するメーカーも増えてきました。
効果も折り紙つきのハイドロキノンですが、量を間違えると副作用のリスクがあることから、ドクターズコスメや製薬会社が開発・販売するコスメを試すことをおすすめします。
トラネキサム酸
トラネキサム酸はアミノ酸の一種で歯磨き粉にも使われている成分のため、聞いたことがあるかもしれませんね。
炎症を抑える働きに加え、メラノサイトの活性化を抑えてシミを予防する働きがあります。
肌の炎症・ニキビ跡ケアなどの対策成分
40代のニキビや吹き出物は、皮脂分泌のトラブルの他に、乾燥やホルモンバランスの乱れが原因の場合もあります。
大切なのは「予防すること」と、「できてしまった際には潰したり触ったりしないこと」。
ニキビの赤みを抑えてくれる炎症を抑える成分や、肌のニキビ跡をなめらかな肌にする成分などを取り入れると良いでしょう。
グリチルリチン酸
グリチルリチン酸ジカリウムなどと表記されることもあります。
漢方の原料としても知られる甘草の根に含まれる成分で、炎症を抑え、肌荒れやニキビのケアに効果を発揮します。
ビタミンC誘導体
美白作用のビタミンC誘導体はニキビ跡の色素沈着を防ぎ、抗酸化作用で肌を守る働きがあります。
40代におすすめの美容液を比較!
肌の悩みが増えてくる40代におすすめの美容成分を確認したところで、それらの成分が配合されたおすすめの美容液を見ていきましょう。
それぞれの特徴をチェックし、自分の肌状態にあう美容液を選んでくださいね。
I’m PINCH アイムピンチ美容液
アイムピンチは発酵エキスを使用していて、ハリ艶や保湿目的のエイジングケアに最適の美容液です。
注目成分は、大豆と米ぬかを納豆菌で発酵させた「セラビオ®バチルス(コメヌカエキス、ダイズエキス)発酵液」。肌のハリや弾力に必要なコラーゲンを作り出すサポートをする働きがあります。
とろみがあるテクスチャーで、プッシュ式ボトルのため残量もわかりやすく、使いやすい美容液です。
ASTALIFT ジェリーアクアリスタ
アスタリフトシリーズのジェル状美容液「ジェリーアクアリスタ」は、洗顔後すぐに付ける「先行美容液」です。
肌に馴染みの良いヒト型セラミドをナノサイズに極小化し、肌への浸透力を高めています。
赤い色が特徴的なジェルですが、アスタキサンチンとリコピンの色で、肌のハリや弾力アップに効果的です。
HITOYURAI+30 プレミアムクリアセラム
再生医療の現場から生まれた「幹細胞培養エキス」を配合しているのが、HITOYURAI(ヒトユライ)+30です。
ヒト神経幹細胞培養液とヒト脂肪肝細胞培養液の両方を配合していて、「補うのではなく作り出す」ためのコスメとして販売されています。
肌の生まれ変わる力に着目した幹細胞培養エキスを使ったコスメは大注目です。
⇒HITOYURAI+30 プレミアムクリアセラムの詳細はこちら
SK-II ジェノプティクス オーラエッセンス
SK-II ジェノプティクス オーラエッセンスは、発酵から生まれる貴重な成分「ピテラ」を配合した、SK-IIの美白美容液。
SK-II独自成分の「ピテラ」は天然酵母を培養した成分で、ビタミン・ミネラル・アミノ酸類など、50種類を超える有用成分を含みます。
スポイトで1回分をとって使う、乳液状の美白美容液です。
⇒SK-II「ジェノプティクス オーラエッセンス」の詳細はこちら
fracora プロテオグリカン原液美容液
fracora プロテオグリカン原液美容液は、その名の通りプロテオグリカン原液100%の美容液です。
ヒアルロン酸よりも保水力があると言われるプロテオグリカンを高濃度配合し、お肌のハリや潤いを保ちます。
さらっとしたテクスチャーなので、気になる目元にもつけやすく浸透させやすいのがおすすめポイントです。
⇒fracora「プロテオグリカン原液美容液」の詳細はこちら
ロート製薬 オバジ C25セラム ネオ
ロート製薬が開発・販売するスキンケアブランドのobagi(オバジ)。
ビタミンC配合美容液「C25セラム ネオ」は、オバジCセラムシリーズの新作です。
高濃度ピュアビタミンCやアスコルビン酸(整肌保湿成分)が使われた美容液で、毛穴悩みや透明感の悩み具合で選ぶC5〜C25までバリエーションもあります。
ロート製薬が研究を重ねた最新の美容液で、たるみ毛穴やキメを整えたい人にもおすすめですよ。
薬用美白美容液 HAKU
HAKU メラノフォーカスVは、美白有効成分4MSK(4-メトキシサリチル酸カリウム塩)とトラネキサム酸を配合した医薬部外品の薬用美容液。
「HAKU」は資生堂の美白コスメブランドとしても有名ですね。
クリーム状の美容液で、美白と保湿、両方叶えられる美容液の1つ。シリーズでスキンケアとメイクアイテムがそろうのも嬉しいですね。
b.glen(ビーグレン)「QuSomeレチノA」
ビーグレン QuSomeレチノAは、シワ対策に使いたい美容成分「レチノール」を使ったクリーム状美容液です。
ドクターズコスメメーカーのビーグレンが開発・販売していて、トライアルセットが目的別に8種類用意されている点も特徴的。
レチノール配合美容液「レチノA」が試せるトライアルセットは、「エイジングケアセット」です。
⇒b.glen(ビーグレン)「QuSomeレチノA」の詳細はこちら
アンプルール ラグジュアリーホワイト コンセントレート
アンプルールの夜用美容液コンセントレートHQ110は、美白成分「ハイドロキノン」を配合しています。
スポット集中美容液で、新安定型ハイドロキノンが寝ている間ずっと肌に密着し、シミに働きかけてくれます。
使用方法も、シミや色素沈着が気になる部分に洗顔後すぐピンポイントで付け、あとは普段のお手入れをするだけなので手軽です。
⇒アンプルール「ラグジュアリーホワイト コンセントレート」の詳細はこちら
ETVOS モイスチャライジングセラム
ETVOS(エトヴォス)のモイスチャライジングセラムは、ミネラルコスメのエトヴォスが手がけるセラミド配合の美容液。
肌に馴染みやすいヒト型セラミドが「ラメラ構造」になり、さらに肌なじみがよく浸透力が抜群になっています。
敏感肌にも使え、美容雑誌や口コミサイトでも取り上げられることの多い美容液です。
毎日使うために大切なこと
あなたの肌のお悩みを解決してくれる美容成分を把握できましたか?
次に、肌に必要な美容成分を数か月間使い続けなければならないので、毎日使うコツをご紹介します。
基礎化粧品に加えて、美容液も購入する必要があるので、経済面も考えながら選んでくださいね。
使用感は好みに合わせて選ぶ
いくら自分の肌トラブルを解消してくれる有効成分が豊富だからといっても、使い心地が悪いと毎日の継続が苦しくなってしまいます。
毎日欠かさず使用するためには、使用感が良く、しっかり肌に馴染んでくれるものがいいですよね。
ドラックストアで試供品を試してみたり、お試しパックで肌との相性をチェックしてみたり、なるべく本格的に使う前に使用感を確認するようにしてください。
匂いや使用後のべたつきなどを意識してチェックしておきましょう。
継続的に使える価格帯のものを選ぶ
美容液は、「今日使ったから明日には美白になれる」という様に、すぐに効果が出るものではありません。
医薬品ではなく、あくまでスキンケア商品です。
肌のターンオーバーの周期に合わせて効果が徐々に現れるものなので、最短でも2か月は継続しましょう。
ですので、価格帯も数か月継続して購入できるものを選ぶようにしてくださいね。
高価な美容液を選んでしまったがゆえに、1回の使用量が少なすぎて効果が発揮されなかったというケースもあります。
商品が掲げる適切な使用量をしっかり守って、きちんと効果を実感してくださいね!
まとめ
肌の悩みが増えてくる40代は、本格的にエイジングケアをしていく必要がある年代です。
いつまでも若々しく健康的な肌でいたい。そして、実年齢よりも若く見られる肌だと嬉しいですよね。
きちんとしたスキンケアを実践して、これからもステキな笑顔でいられる肌を保ちましょう。
肌のトラブルが増えても慌てずに、今回紹介した美容液などを取り入れてしっかりとケアを続けてください。
お気に入りの美容液が見つかりますように!