年齢を重ねて40代前半になり目の下のたるみやくすみに悩んでいるという女性の声を多く聞きます。

簡単に隠せる方法はないものだろうかと、日々悪戦苦闘しているのではないでしょうか。

今回は目の下のたるみを改善できるメイク方法を紹介します。

シンプル01

目の下のたるみをメイクでカバーする方法

化粧水の効果的な使い方

加齢と共に目の下のたるみや膨らみが気になりはじめますが、目の下のたるみはメイクで隠せることはご存知ですか?

目の下のたるみはメイクでカバーする事が出来ます!

シミやそばかすをコンシーラーでカバーすることができるように、気になる目の下のたるみくぉ隠すテクニックを順を追ってお話ししていきます。

  1. ベースメイクを行う
  2. メイクの進め方
  3. コンシーラーでカバーする
  4. アイクリームを塗る

まずはアイメイクとチークでたるみを隠す

アイメイクとチークで目のたるみを隠す事は可能です。アイメイクとチークでたるみを隠すメイク手順について紹介しますので、参考にしてみてください。

  1. クリームタイプのベージュ色をまぶた全体にのせる。
  2. アイホールを真ん中のせまぶたに光をプラスする。
  3. 指で目尻を引っ張る
  4. ペンシルの上にリキッドのWを使用する。
  5. ペンシルでまぶたをそっとなぞる

上記がアイメイクとチークで目の下のたるみを隠す方法です。

目の下のたるみや膨らみにはベースメイクが重要

目の下に限らず若返らせるメイクをする時は、顔全体に塗るベースメイクが基本になってきます。

どうしても気になる部分を隠そうとしてちょこちょことメイクしてしまいがちですが、実はファンデーションをきちんと使い分けすることで、目の下のたるみや膨らみを目立たなくできます。

目の回りだけを丁寧にしても顔全体を見た時に違和感を感じることはありませんか?

どうやったらファンデーションをキレイに塗れるのかをご説明していきます。

目の下のたるみをカバーするためのメイクの進め方

顔のメイクはまずファンデーションからですが、目の下のたるみや膨らみをカバーするには、カバー力があるけど自然に見えるタイプを選ぶことが大事です。

手順は次のとおりです。

  • 洗顔、化粧水、美容液、乳液やクリームで肌を保湿する。
  • 化粧下地(ファンデーションの前に塗るベースになるクリーム)で次のファンデーションののりを良くする。
  • ファンデーションをつける。
  • コンシーラーで目の下のたるみや膨らみをカバーする。
  • パウダーでテカリをおさえ、ファンデーションを落ち着かせる。

以上がベースメイクの進め方です。

基礎化粧品で肌の保湿をして化粧崩れを防ぐ

ベースメイクをする前に基礎化粧品で肌を整えます。

洗顔後に化粧水をたっぷりとつけて水分補給をし、美容液と乳液またはクリームで保湿して肌を整えます。

特に目の下のたるみを隠す部分には、丁寧に美容液を塗ってください。

目の下のたるみや膨らみをカバーするメイクの場合は、保湿クリームを塗ると油分でお化粧崩れが起きやすくなる場合もあるので、使う際は量を減らしてみてくださいね。

次に、化粧下地を手にとって、指先で顔の両頬・額・顎・鼻の先に点々と置いていきます。

化粧下地を手で顔全体に塗っていき、次に何もついていないスポンジを使ってムラがないように十分になじませた後、キレイなスポンジに変えて軽くパッティングしていきます。

スポンジを使うことで余分な油分が取り除かれ、肌にツヤを与えてくれます。

ベースメイクは目の下のたるみを隠せる

一番大事なベースメイクをしていきます。ファンデーションを2色使って目の下のたるみや膨らみを目立たなくさせます。

最初に顔の真ん中、小鼻から眉のあたりまでの位置を、1段明るいリキッドファンデーションを使い塗っていきます。

顔の中央に2色のファンデーションを重ねて塗ると顔全体が明るくなって、たるみや膨らみが目立たなくなります。

次にクリームファンデーションを両頬の中央・額・顎・鼻の順番で塗っていきます。

塗る場所にファンデーションを指先で置き、乾燥しないうちにすぐにスポンジで塗り広げていきます。

フェイスラインも境目が自然になるようにスポンジでぼかしていきます。

目の下のたるみや膨らみをコンシーラーでカバーする

顔全体のベースメイクが終わったところで、コンシーラーを使ったピンポイントのテクニックを紹介していきます。

コンシーラーはファンデーションよりも2段ほど明るめの色を選びます。

最初に目頭から鼻すじの方に向かって斜めに、コンシーラーをファンデーションになじませるように指で塗っていきます。この時、広げすぎないように注意してください。

次に目じりから3分の1のところと目の下のたるみの下にコンシーラーをつけて指でなじませていきます。

目元は範囲が広がると反対にたるみや膨らみが目立ってきますので、気をつけてください。

コンシーラーは明るい色がはっきりと目立たせることがポイントです。

目のたるみを改善できる即効性のある方法

目の下のたるみを改善する対策として、目の回りの筋肉を鍛える体操があります。

エクササイズ内容をまとめましたので、ご確認ください。

■目全体

  1. 目をギュッと閉じて5秒間そのまま、目を大きく見開いて5秒間を5セット
  2. ∞(無限大)の文字を目で描くように時計回りを5回、反対回りを5回ずつやる

■上まぶた

  1. ①口を「お」の形にして鼻の下を伸ばし、上に目線を向けて目の下を伸ばす
  2. ②下まぶたを引き上げる感じで目を細める感じで5秒間キープ。
  3. ③ゆっくり戻す。

■下まぶた

  1. 人差し指を眉の上に置き、眉をゆっくり上げていく。
  2. 止まるところまで上げていき、5秒間キープ。
  3. ゆっくり返す

3つのエクササイズを1日に5回ずつ行うことで効果が期待できます。

目の下のたるみを改善するアイクリームの塗り方と効果

アイクリームは目の回りの小じわやたるみが気になる方におすすめの基礎化粧品で、目の下のたるみや目尻のシワ、ほうれい線や黒クマ、黒ずみなどに効果があると言われています。

効果は含まれている成分によって違いがあります。

たるみや膨らみなどに効果がある成分は、

成分 ジメチルアミノエタノール ヒトオリゴペプチド-1 コエンザイムQ10
効果 筋肉の緊張を高め、リフトアップ効果が期待できる。 細胞を活性化させる効果が期待できる。 抗酸化作用で肌老化を食い止める効果に期待できる。

以上の成分が含まれているアイクリームを選ぶことをおすすめします。

以上の成分が含まれているアイクリームを選ぶことをおすすめします。

塗り方は、アイクリームを指先にとり目の回りに点々と乗せてのばしていきます。

アイクリームを指で目尻から目の下、目頭から上まぶたに沿ってぐるっと回したら、上まぶたからこめかみに沿ってのばしていきます。

その時、上まぶたから目尻に戻らないように注意してくださいね。

片方ずつやると、どちらかの手でこめかみを押さえることができて塗りやすくなります。

アイクリームを塗る順番は

  1. 化粧水
  2. 美容液
  3. 乳液またはクリーム→アイクリーム(硬いタイプのアイクリーム)

または

  1. 化粧水
  2. 美容液
  3. アイクリーム
  4. 乳液またはクリーム(柔らかいタイプのアイクリーム)

40代の女性に合ったメイクのやり方

40代の方のメイクは、厚塗り感が出ないようなナチュラルメイクがおすすめです。

乾燥したりシミや黒ずみが目立ってきて、どうしても丁寧にメイクをするあまり、厚くなってしまうこともありますので、注意が必要です。

自然な感じで厚すぎず、肌の悩みをカバーしてくれるメイクを意識しましょう。

スキンケアの後にリキッドファンデーションやクリームファンデーションをうまく使い分けすることも大切です。

ベースメイクの手順を紹介します。

  • 化粧下地を手で顔全体にムラなくのばし、キレイなスポンジを使って余分な油分を取り除きます。
  • 目の下のたるみや膨らみの部分に明るめのリキッドファンデーションをスポンジで塗ります。
  • 顔全体にクリームファンデーションをスポンジで塗ります。
  • パウダーをパフになじませて、軽く撫でるようにつけていき、余分な粉をブラシで落としていきます。

以上がベースメイクの手順です。

シミや黒ずみが目立つ箇所は、ベースメイクが終わった後にコンシーラーを使うことをおすすめします。

目の下のたるみや膨らみ対策に重要なポイント

目の下のたるみや膨らみを改善するには、保湿・抗酸化作用が重要なポイントです。

目の下の水分を保つために十分な保湿成分を補うことが必要です。中でもセラミドは肌のバリア機能をサポートしてくれる成分です。

セラミドなどの保湿成分が配合された美容液や化粧水、クリームなどで、肌の保湿をすることをおすすめします。

たるみの原因は老化現象のひとつですので、老化から肌を守るには紫外線対策や抗酸化作用のあるエイジングケアをすることも大切です。

抗酸化作用のあるビタミンC誘導体は抗酸化作用が期待できる成分で、ビタミンB3は肌にハリを与える効果が期待できる成分です。

眉とアイラインの描き方で若々しい目元に

20年前までは長くてスッとした眉が流行していましたが、現在は太めの短い眉がトレンドになっています。

また、長い眉は目元が下がって見えてしまい老け顔になってしまいます。

眉を描くときは、太めで目尻からちょっとはみ出す程度の長さにすると若々しく見えてきます。

アイラインを引くときは、目尻からはみ出すように太めに入れるのがコツです。また、目尻の先を上げ気味にすると若々しい目元にできあがります。

アイラインを太く長く引くことで、縦横の目の幅が大きく見え、目元が引き上げられますので、若くハリ感のある目にできあがります。

目の下の影を隠す方法

目の下のたるみや膨らみがはっきりと出ている場合はベースメイクだけではカバーできないことがあります。

目の下のたるみや膨らみをカバーできるのが、オレンジ系コンシーラーです。

目の下のたるみや膨らみの影になっている部分にオレンジ系コンシーラーを塗ることで、影が消せるという目的です。

影の部分だけにオレンジ系コンシーラーを塗ってください。全体に塗るとたるみや膨らみが強調されてしまいます。

自然に仕上げてハイライトで明るく

目の下のたるみや膨らみをカバーするために、チークを使ったテクニックがあります。

30代過ぎからの色味はコーラルピンクがおすすめです。

たるみや膨らみの影になった部分をまたぐようにクリームタイプのチークを円状にのせていきます。

次にスポンジを使って、自然な感じに仕上がるようになじませて、グラデーション効果を出します。

次にパウダータイプのチークを先程のクリームタイプのチークの上からこめかみに向かってブラシで撫でるようにコーラルピンクのチークをつけていきます。

位置は頬骨よりもちょっとだけ上になるような感じです。

チークをつけたら、目の下とチークの間に軽くハイライトを入れていきます。ハイライトを入れると顔全体がパッと明るい印象になります。

肌の弾力をアップさせる化粧品

目の下のたるみを改善する対策は、保湿を補い肌の弾力をアップさせることです。

主な保湿効果のある物質を表でまとめましたので参考にしてみてください。

成分 役割
コラーゲン 保湿力が優れていて、角質層で水分を保持する役割
ヒアルロン酸 角質層に敷き詰められたコラーゲンの間を埋めて水分を保ってくれる役割
セラミド 化粧水などで外側から補填すると一時的に保湿機能を回復してくれる役割

また、ヘパリン類似物質には

  • 保湿効果
  • 保水効果
  • 抗炎症作用
  • 血行促進作用

があり、弱った細胞を修復し、肌荒れや乾燥を内部から治す役割があります。

正しいメイクの方法で若々しい目元に

年を重ねるごとに身体も肌も老化して様々な症状があらわれてきます。

目の下のたるみや膨らみを改善するためのスキンケアやベースメイク、ピンポイントメイクを取り入れて、一日でも早く若々しい目元になるよう対策したいものですね。

シンプル01