毛穴パックを使用しているが、正しい使い方が分からずにコツを知りたいという方はいませんか?

「鼻の黒ずみが気になる」という方必見!黒ずみの原因である毛穴に詰まった汚れをゴッソリ取り除く毛穴パックのコツを伝授します。

今回は、毛穴パックの正しいやり方を解説するので、ぜひともチェックしてみてくださいね。

毛穴パックのコツとは

ネットで毛穴パックについて検索すると、「毛穴パックをしてみたけど、全然効果がなかった」「毛穴パックをしたらかえって黒ずみが目立ちやすくなった」というようなお声が多数あがっています。

毛穴パックの効果が確信できないため、「毛穴パックってやらない方がいいのかな」と思ってしまう方も少なくありません。

しかし、正しいやり方で毛穴パックを実践すれば、鼻の角質がゴッソリとれてつるつるなお肌を手に入れることができるのです。

では、毛穴パックの正しいやり方を徹底解説するので、ぜひチェックしてみてくださいね。

毛穴を開かせる

毛穴パックを行う際にまずは、毛穴を開かせることが大切です。毛穴を開かせる手順をまとめましたので参考にしてみてください。

  1. 毛穴を開く前に、化粧を落として表面の汚れを落としましょう。
  2. 浴槽に浸かって、毛穴を開いていきます。
  3. お湯の温度を41~42度に設定して、半身浴の場合は30分間ほど浸かって、全身浴では10分以上浸かるようにしてください。

入浴が難しいときは、顔にホットタオルをのせて毛穴を開く方法もおすすめです。

ホットタオルは、ハンドタオルに水を含ませて少し絞って丸めてから耐熱皿にのせて15~30秒間温めれば完成なので簡単に毛穴を開くことができます。

パックをシートから剝がす

シートタイプのパックを剥がすときに、手が濡れている場合は、タオルで水分を拭きましょう。

毛穴パックの効果を高めるコツは、パックをしっかり肌に密着させることです。

まずは、鼻の真ん中に毛穴パックを貼り付けてから、左右の小鼻に密着させるようにするとgood。

鼻に貼り付けることができたら、余分な水分をティッシュでふき取って、毛穴パックの薬剤が流れ出すことを防ぎます。

時間は必ず守る

商品によって毛穴パックの時間は指定されているので、時間を必ず守ってください。

長く貼り付ければ、それだけ効果が高くなるというものではないので時間は厳守しましょう。だいたい10分前後で毛穴パックを終了して、ゆっくり剥がしていきます。

黒色の毛穴パックを使用した場合には、自分の角柱がゴッソリとれているのも目の当たりにして驚く方も多いです。

毛穴がスッキリして爽快な気分にもなれる上、お肌がキュッと引き締まった感覚を体感できます。

毛穴パックは慎重に剥がさなければ、皮膚まで剥がれてお肌を傷めてしまうので、ゆっくり丁寧に剥がすように心がけましょう。

薬剤を洗い流す

毛穴パックを剥がしたあとに、鼻を見てみると角柱がまだ残っているケースも少なくありません。

その場合は、デリケートになっているお肌を傷つけないように、ピンセットで優しく角柱を取り除きましょう。

そして、薬剤が鼻に残っている状態なので、しっかり洗い流して清潔にしてお肌のコンディションを整えてください。

毛穴パックの薬剤は、お肌に負担をかけないようにぬるま湯で洗い流すようにしましょう。

パック後は肌のケアをする

毛穴パックの後に、肌のケアを徹底することがとても重要なポイントです。

ぬるま湯で薬剤を綺麗に洗い流したら、保湿をしっかり行う必要があるので、ここで保湿の基本を抑えておきましょう。

まず、濡れているお肌をやわらかいタオルで軽くポンポンあてるように水分をふき取ります。

タオルで拭き取った状態は、乾燥しやすいのですぐに化粧水をつけてお肌に浸透させてください。

次に、乾燥肌や小じわ、肌のくすみでお悩みの方は、美容液をつけるといいでしょう。

美容液には、保湿成分が豊富に含まれているので肌トラブルを防ぐメリットもあります。

そして、最後に油分が多い乳液やクリームをお肌に伸ばしましょう。

乳液やクリームは油分が豊富に含まれているので、鼻やおでこにはつけ過ぎないようにすることがポイントです。

お肌に蓋をするようなイメージで、塗って乾燥を防いでください。

肌を傷つけないために重要なこと

肌を傷つけないための方法

毛穴パックで余分な角柱を取り除くことができたのに、お肌に負担がかかって傷ついてしまっては本末転倒です。

ここでは、お肌に傷がつかないように毛穴ケアをするコツをご紹介します。

肌に重要なものまで取り去らないために

※角質を取り去らないために時間を守る

毛穴パックでお肌にとって重要な油分や角質を取り除かないように規定時間を守ることが大切です。

ほとんどの商品には、10〜15分程度と掲載されていますが季節によって乾燥のスピードは異なります。

例えば、夏は汗が出てきたり、なかなか乾かなかったりする場合も多いので10〜15分を目安にしていいでしょう。

春や秋、冬は、夏に比べて乾燥しやすい季節なので、5〜10分あれば十分に乾いてパックを剥がしやすくなります。

パックを貼り付けている時間が長ければ長いほどいいというわけではなく、返ってお肌にダメージを与えてしまうので気をつけてください。

角栓が取れた肌は毛穴が開きっぱなし

角柱が取れたあとは、毛穴が開きっぱなしの状態になっています。すみやかに、毛穴をキュッと引き締めなければ、毛穴に汚れが詰まってしまう可能性があるので要注意です。

毛穴を引き締める方法のひとつに「収れん化粧水」がおすすめです。

収れんとは、引き締めるという意味を持っており、開いた毛穴をキュッと引き締めてくれる効果が高く期待されます。

収れん化粧水を使用することで、皮脂を抑えてテカリやベタつきを防止してくれる嬉しいメリットもあります。

毛穴パックは週に1度までにしよう

毛穴パックは、毛穴を開いたり、引き締めたりを短時間で行うため、少なからずお肌に負担がかかるものです。

お肌へのダメージを防ぐために、週に一度のペースで行ってください。

また、毛穴パックはターンオーバー(お肌の細胞が生まれ変わる時期)のタイミングにあわせて行うのもアリです。

ターンオーバーのサイクルは、人によって異なりますがだいたい28~56日だと言われています。

そのため、毛穴パックの頻度は、1か月に1度でも十分なので、やりすぎてお肌を傷めないように注意してください。

さまざまな毛穴パックを紹介

毛穴パックを紹介

さて、ここからは角柱をゴッソリ摂れる効果的な毛穴パックを3つご紹介します。

話題の毛穴パックから知る人ぞ知る毛穴パックまで一挙大公開するのでチェックしてみてくださいね。

角柱が驚くほどとれる「オロナインパック」

オロナインとは、ニキビや吹き出物などに効果的な薬剤として知られています。

直接パックとして角柱を取り除いてくれるわけではなく、毛穴を緩める効果が期待されるためオロナインパックが話題となったのです。

オロナインは、保湿成分が豊富なため、毛穴パックの前にたっぷり鼻に塗ることで毛穴が開いて、毛穴パックの成分がしっかり浸透します。

使用方法は、オロナインを鼻にたっぷり塗って数分放置した後にしっかり洗い流してから、通常通り毛穴パックを進めていきます。

シートマスクタイプの毛穴パックを鼻に貼り付けて、規定時間になって剥がしてみると驚くほど角柱がとれているのでスッキリすること間違いなし。

オロナインパックについて詳しく知りたい方はこちらの記事もご覧ください。

強い洗浄力の「重曹パック」

重曹と言えば、エコ洗剤としてあらゆる掃除に大活躍するアイテムというイメージが強い方も多いのではないでしょうか?

重曹は、掃除だけではなく、毛穴の黒ずみにも効果的なので毛穴パックとして使用している方がとても多いのです。

毛穴に詰まった汚れを強い洗浄力で洗い流してくれるので、美肌へと導いてくれます。

重曹パックとは、重曹をそのまま顔に塗りつけるのではなく、洗顔石けんの中に重曹を混ぜて洗顔をするという方法です。

重曹の力でしっかり毛穴の汚れを落としてから、毛穴パックをすると驚くほど角柱がとれます。

天然成分が豊富な「クレイパック」

クレイパックとは、天然成分をたっぷり含んでいる泥でパックを行う方法のことです。

地中海でとれた泥には、お肌に優しいミネラルが豊富なので、汚れをゴッソリ落とすだけでなく潤いも与えてくれます。

泥のきめ細かい粒が毛穴に入り込んでメイクの残りや石けんカスなどのつまりを綺麗に取り除いてくれるメリットも。

保存料や鉱物油、着色料が一切含まれていないクレイパックを選んで、質の高いお肌を目指しましょう。

毛穴パックのあとはスキンケアをしよう

毛穴パックは、毛穴のなかに詰まった汚れをゴッソリ落として、黒ずみや皮膚のたるみを防いでくれます。

つるっとしたお肌を手に入れたい方は、毛穴パックを週に1度程度行ってみてはいかがでしょうか?

毛穴パックのあとに、必ず保湿をしてお肌のケアを徹底してくださいね。