ファンデーションが毛穴に落ちて毛穴が強調される、毛穴落ち。

毛穴を隠そうとファンデーションを厚く塗ると、さらに毛穴が強調されるという肌悩みを抱えている方もいるでしょう。

毛穴落ちしないメイクやファンデーションの塗り方についてまとめました。

毛穴落ちしないメイクのポイントとは

毛穴落ちしないメイクポイント

毛穴落ちしないメイクのポイントについて解説します。

毛穴が目立ってしまうときは、まずは保湿を心がけます。肌を十分に潤わせると細胞が球形に近づき、キメが整い、毛穴が目立たなくなります。

しかし、スキンケアの効果はすぐに出るわけではありません。毛穴を目立たなくさせるためには、丁寧な保湿ケアを長期間続ける必要があります。

とはいえ、ファンデーションやメイク乗りを良くするシリコン系下地によって毛穴の悪目立ちを防ぐこともできます。毛穴落ちするときは、次の2点に注意してメイクをしてみましょう。

毛穴開きを隠す下地選びも重要

毛穴が開いている状態でファンデーションやフェイスパウダーを塗ると、ファンデーションが毛穴に入り込み、透明感とはほど遠い肌になってしまいます。

まずは化粧下地を丁寧に塗ってからファンデーションを塗り、ベースメイクを完成させましょう。

色味補正効果のあるCCクリームや肌への密着効果が高いシリコン系の下地アイテム、また、カバー効果の高いコンシーラーを部分的に下地代わりに塗っても良いですね。

皮膚が乾燥していると毛穴の開きがさらに深刻な状態になってしまいますので、化粧下地は保湿力が高いものを選びます。

化粧水や美容液で十分に保湿をした上で保湿力が高い化粧下地を塗ることで、ファンデーションがぴたっと肌に乗ります。適切な化粧品を適切なつけ方で使い、化粧崩れしにくい肌を作っていきましょう。

化粧下地は色味にもこだわって選ぼう

化粧下地やCCクリームの中には、色味補正ができる商品も多いです。

顔の赤みが気になる人はブルー系、青白さが気になる人はローズ系、黄みが強い人はイエロー系やオークル系の中から選ぶのが基本です。

しかし、一言で“ブルー系”といってもさまざまな色があります。購入する前にかならず顔に塗ってみて、理想とする肌色に補正できているか、色村はないかどうかチェックしてみてくださいね。

40代に合うファンデーションとは

40代以降の方は20代・30代と比べると肌細胞の保水力が衰えがちなので、さらに保湿を心がける必要があります。

確かに、合うファンデーションが年齢によって変わってくるんですよね。

年齢を重ねた肌には美容液成分が多く含まれているクリームファンデーションやリキッドファンデーション、長時間塗ったままにしておいても保湿効果が続くパウダーファンデーションなどを選ぶようにしましょう。

やはり40代になると毛穴落ちに悩む方が増えます。ファンデーション選びも大切ですが、基本のスキンケアも大切ですね。

スキンケアをしっかりとして毛穴の開きを抑えつつ、毛穴を効果的に隠すことができるファンデーションを選びましょう。

毛穴を解消するタイプ別のファンデーション

毛穴落ちしない方法

毛穴タイプ別におすすめのファンデーションを紹介します。まずは毛穴をしっかりと観察して、凹凸があるのか白や黒の角栓があるのかを見極めてください。

凹凸の毛穴にはクリームやスティックファンデーション

凹凸がある毛穴には、クリームファンデーションかスティックファンデーションなどのある程度固さのあるファンデーションを選びます。

しっかりと凹凸をファンデーションが埋めてくれますので、毛穴の悪目立ちが減ります。

毛穴の角栓ができる原因について詳しく知りたい方はこちらの記事もご覧ください。

角栓詰まりの毛穴にはリキッドやパウダー

角栓詰まりで毛穴部分が白や黒のつぶつぶ状態になっているときは、リキッドタイプやパウダータイプの肌に薄くフィットするファンデーションを選びましょう。

いつもお使いのリキッドタイプやパウダータイプのファンデーションでは毛穴のぶつぶつを隠せないときは、カバー力が高いクリームタイプのファンデーションに替えることをおすすめします。

毛穴落ちがしないファンデーションの塗り方を紹介

毛穴落ちしないファンデーション

ファンデーションの塗り方を工夫することでも、毛穴落ちを予防できます。

肌トラブルや毛穴落ちが目立つTゾーンにはスポンジを使って丁寧にファンデーションを重ね、比較的キメが細かいUゾーンは厚塗りにならないようにファンデーションブラシでさっと塗りましょう。

また、ファンデーションを塗ってから仕上げのパウダーをはたくときも、塗り方を工夫することで毛穴の悪目立ちを防げます。毛穴が目立つときのファンデーションとパウダーの塗り方を紹介します。

毛穴落ちしないファンデーションの塗り方を紹介

一度に大量のファンデーションを手やスポンジに取ると、顔全体にまんべんなくファンデーションが伸びず、厚付きしたところが毛穴落ちしやすくなってしまいます。

リキッドタイプやクリームファンデーションであってもかならずスポンジに少量だけとり、少しずつ肌に馴染ませていくようにしましょう。

ファンデーション専用のブラシをお持ちの方は、ブラシを使ってファンデーションを塗ることもおすすめです。

特に毛穴が目立ちやすい小鼻や頬などの顔の中心部が厚付きしないように、顔の中心から外側にスポンジを滑らせるようにしてください。

毛穴落ちしないフェイスパウダーの塗り方を紹介

フェイスパウダーをたくさんはたくと、毛穴が目立ってしまいます。フェイスパウダーをスポンジにつけてから、一度スポンジを叩いて余分なフェイスパウダーを落としておきましょう。

スポンジに含まれた分だけを顔に乗せることで、フェイスパウダーの厚付きを防ぎ、厚付きした部分の毛穴が悪目立ちせずにツヤ肌が完成します。

また、フェイスパウダーを少量だけ丁寧に顔にはたくことで、顔の余分な皮脂や水分を抑えられますので、メイク崩れも予防できます。

毛穴落ちが起こる原因は?

毛穴落ちの原因

毛穴落ちが起こるのは、毛穴が開いて、凹凸部分にファンデーションが入り込むからです。

また、ファンデーションのカバー力が低いために、毛穴に詰まった白や黒の角栓が悪目立ちすることでも、毛穴落ちは起こります。

毛穴が開く理由はいくつかありますが、その中でもっとも大きな原因は乾燥です。皮膚が乾燥すると皮膚を構成する細胞がしぼんでしまい、凹凸が生まれ、ファンデーションが毛穴落ちします。

毛穴落ちや浮きになりやすい毛穴の種類

毛穴落ちの最大の原因は、皮膚の乾燥です。しかし、乾燥肌以前に毛穴の状態によって、毛穴落ちが避けられないこともあるのです。

特に次の2つのタイプの毛穴は、ファンデーションが毛穴落ちしやすく、ファンデーションを塗ってもしっくりと馴染まないことが多いです。

毛穴落ちをさせないメイク方法ついて詳しく知りたい方はこちらもご覧ください。

余分な皮脂が過剰にでる開き毛穴

皮脂が過剰に出るために、毛穴が開いてしまっていることがあります。開いた毛穴にファンデーションが入り込み、毛穴の凹凸感がさらに悪目立ちしてしまいます。

年齢を重ねることで肌のハリが失われるたるみ毛穴

若い間は、皮膚の細胞は丸い形をしています。細胞が丸いときは肌のキメも整い、毛穴もキュッと詰まり、ファンデーションが毛穴落ちすることや乗りが悪くなることはありません。

しかし、年齢を重ねていくことで、細胞は縦長の形になり、肌全体がたるんだ印象に変化します。肌がたるむと毛穴は開き、ファンデーションが入り込みやすくなってしまうのです。

毛穴落ちがする原因を正しく理解して美肌になろう

毛穴落ちの最善の予防策は保湿ケアです。肌表面だけでなく肌内側にたっぷりと水分・油分を届けましょう。

しかし、スキンケアの効果はすぐに得られるものではありませんし、空気が乾燥する秋冬はさらに毛穴が開きやすくなります。

毛穴に合ったファンデーションを選んで正しく塗ることで、毛穴落ちを効率よく予防していきましょう。